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スティング約3年振りの新曲を配信。“ボ・ディドリー・ビート”を取り入れた楽曲に

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現在72歳ながら精力的にワールドツアーを行い、昨年3月の来日公演も記憶に新しいスティング(Sting)が、新曲「I Wrote Your Name (Upon My Heart)」を2024年9月5日にリリース。あわせてミュージック・ビデオも公開された。

ドミニク・ミラーのギター、クリス・マースのドラム、マーティン・キーゼンバウムのオルガンという強力な布陣に支えられ、スティングが歌い、ベースとエレクトリックギターをかき鳴らす新曲は、2021年のアルバム『The Bridge』以来の新曲となる。マーティン・キーゼンバウムがプロデュース、ロバート・オートンがミックス、ジーン・グリマルディがマスタリングを担当した。

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Sting – I Wrote Your Name (Upon My Heart) (Official Video)

 

“ボ・ディドリー・ビート”を取り入れた新曲

スティングとトリオ編成のバンドが「I Wrote Your Name (Upon My Heart)」で解き放つのは、コンピューター科学者ゴットフリード・トゥーサン博士が“世界を征服したリズム”と呼んだリズムのバリエーションだ。

このリズムの起源は西アフリカに遡り、ラテン音楽では“3-2クラーベ”と呼ばれ、ボ・ディドリーが1955年のシングル「Bo Diddley」で大々的に取り入れたことから、“ボ・ディドリー・ビート”としても知られるようになった。

このリズムはロック史に名を刻む最もドライヴ感溢れる名曲の多くで用いられるものであり、スティングの新曲「I Wrote Your Name (Upon My Heart)」を駆り立てているのも、まさにこの生命力漲るビートの変形だ。

Bo Diddley "Bo Diddley" on The Ed Sullivan Show

この曲でスティングが唸るように歌う激しいブルージーなメロディには、命をかけるかのような決意が感じられる。3分22秒のマニフェストによって高らかに宣言されるのは、新たな3人編成バンド「ステイング3.0」の誕生と、まもなく始まる北米ツアーの開幕だ。そのツアーは、デトロイトの伝説的なフィルモア・シアターで9月17日、18日の2日間を皮切りにスタートし、11月12日、13日のLAウィルターン・シアター公演まで続く。

Written By uDiscover Team


スティング「I Wrote Your Name (Upon My Heart)」
2024年9月5日配信
iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music


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