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キラー・マイク、ダミアン・マーリーとコラボした「RUN」の新リミックス公開
ラン・ザ・ジュエルズの片割れとして知られるラッパーのキラー・マイク(Killer Mike)が、ダミアン・”ジュニア・ゴング”・マーリーとタッグを組んだ「RUN」の新リミックスを公開した。ダブを多用した同曲のミュージック・ビデオは以下よりご覧いただける。
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この新リミックスでは、ショットガンのようなスネアドラムが重厚なバックビートを刻む中、ダミアン・マーリーがキラー・マイクの軽快なラップに滑らかなハーモニーを添えている。ダミアンは同曲の中でラップも披露しており、ヒップホップ界で最も強力なリリシストの一人と互角に渡り合える実力を見せつけている。
キラー・マイクは、今年10月にも、ロバート・グラスパーとのコラボレーションで、最新ソロ・アルバム『MICHAEL』から、亡き母に捧げるエモーショナルな楽曲「MOTHERLESS」の新リミックスを発表していた。
「MOTHERLESS」は、彼らの亡き母親、ドルゼラ・デニス・クロンツ(OGママ・ニーシーの愛称で知られる)とキム・イヴェット・グラスパーへのトリビュート・ソングで、ママ・ニーシーとマイクの祖母が彼の性格や考え方に与えた根本的な影響へのオマージュとして、また、彼女たちの死が彼の人生にどれほど深い影響を与えたかを沈思黙考するために書かれた1曲だ。
20年前に母親を亡くしたロバート・グラスパーは、アルバムに収録されていたオリジナル・バージョンに感動し、今年の夏にロサンゼルスでマイクに合流し、No I.D.によるプロダクションからは離れ、マイクの声とロバートのピアノ、そしてエリン・アレン・ケインのヴォーカルだけの親密なアレンジで、感情をより全面に押し出したこの新リミックスを制作した。
キラー・マイクはこのコラボレーションについて次のように語っている。
「2年前、ロバート・グラスパーから”Black Superhero”に参加しないかと誘われたんだ。その曲は素晴らしく、彼はその曲が収録されたアルバムでグラミー賞を受賞したんだ。俺の唯一の後悔は、その曲が制作された時、その場に居合わせなかったことなんだ。だから、彼が“Motherless”をリミックスするという話が持ち上がった時、迷う余地はなかった。ただ今回は、エリン・アレン・ケインにも一緒にスタジオに入ってほしかったんだ」
その他の関連ニュースとして、ダミアン・マーリーは、来年2月から3月にかけて兄スティーヴン・マーリーとのジョイント・ツアー“Traffic Jam Tour”を北米各地で行うことを発表している。18日間に亘る同ツアーは2月16日にカリフォルニア州ロング・ビーチで開幕する。チケットは現在プリセール中で、米時間12月15日(金)午前10時より一般発売となる。
Written By Will Schube
キラー・マイク『MICHAEL』
2023年6月16日配信
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