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謎のテクノユニット、フォーエヴァーがポールの「Silly Love Songs」をサンプリングした新曲を公開
今年のバレンタインデーにあわせて、謎のテクノ・プロジェクト、フォーエヴァー（Forever）が、人と人との繋がりや、シンプルで力強い愛の本質を讃えたポール・マッカートニー＆ウィングスによるポジティブで高揚感溢れるラヴソング「Silly Love Songs」をサンプリングしたニュー・シングル「I Love You」をリリースした。
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この新曲リリースにあわせて発表されたプレスリリースの中で、フォーエヴァーは自己紹介も兼ねて次のように述べている。
「ハッピー・バレンタインデー！私の名前はフォーエヴァー、DJ兼音楽制作者です。ディスコやハウス・ミュージック、ダンスすること、そしてのんびりと街を歩くロマンティックな散歩が好きです。お酒もタバコも好きで、喧嘩っ早いところもありますが、独身の時だけなので、その点はご心配なく。私は寛大心の持ち主で、素晴らしい恋人でもあり、この新曲がそれを証明しています」
「この曲のリフレインでは、ポール・マッカートニー＆ザ・ウイングスによる1976年の“Silly Love Songs”をサンプリングしています。薄気味悪い地下室では、芝刈り機のような音に合わせてドイツの吸血鬼と踊るよりは、ポール・マッカートニーのディスコ・サウンドに合わせて僕と踊った方がいいと思いませんか？だと思いました。特にバレンタインデーにはね」
曲中の語りパートでは、こう問いかける。
「なぜ私たちの心の中には常に愛というものがあるのだろう？他人に対してもっと愛を示す必要があるから？愛を表現することが弱点だと思われているから？もしくは、私たちにはまだ真の愛とは何かを知り得るだけの十分な経験がないのかもしれない」
フォーエヴァーの正体を知る唯一の手がかりは、近年レディー・ガガやフランク・オーシャン、スクリレックス、カニエ・ウェストらと仕事を共にした人物であるということだ。
「“一体君は何者なんだ？”って皆さん思っているでしょう。では、私たち自身、自分たちの真の姿を知っているのでしょうか？ おそらくそんなことはなく、ただ確かなのは、私たちが別の時に、別の場所で出会ったことがあり、あなたが私の顔を知っているということです。私たちは以前、世界中で一緒に踊ったことがあります。しかし、この美しい、人生というものが常にそうであるように、愛のみが真実を解き明かす鍵なのです」
新曲「I Love You」は、プロデューサー、DJ、マルチインストゥルメンタリストであるジャックス・ジョーンズ（Jax Jones）のレーベル“WUGD”からがリリースされた。ジャックス・ジョーンズは先週2月4日、暗黒期を経て幸福を再構築しようという80年代のユーロダンスへのトリビュート・ソングであるMNEKとのコラボ曲「Where Did You Go?」を発表している。
Written By Rhian Daly
フォーエヴァー「I Love You」
2022年2月11日発売
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