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デフ・レパードのジョー・エリオットのプロジェクト、ダウン・アンド・アウツ最新作発売決定
2019年にロックの殿堂入りを果たしたデフ・レパード。そのフロントマンのジョー・エリオットのプロジェクト、ダウン・アンド・アウツ(DOWN ‘n’ OUTZ)の3枚目となるスタジオ・アルバム『This Is How We Roll』が2019年10月11日に世界同時発売となることが発表された。
参加メンバーはクワイアボーイズのポール・ゲリン(ギター)、ガイ・グリフィン(ギター)とキース・ウェア(キーボード)の3人に加えて、シェア・ロス(ベース、元ヴィクセン)とフィル・マティーニ(ドラム、ウェイワード・サンズ)。
今作はジョー・エリオットがローナン・マクヒューと共同プロデュースした作品で、レコーディングはジョー・エリオットの個人スタジオであるジョーズ・ガレージで行なわれた。今回以前のアルバムと違うアプローチを行い、カヴァー曲は1曲のみ(チューブスの「White Punks On Dope(ホワイトパンクス音頭)」)。他の11曲はジョー・エリオットが作詞作曲を担当。
ギタリストのガイ・グリフィンは語る。「このアルバムは、本当に素晴らしい。多分、僕の今までの仕事の中でも最高のレコードと言えるだろう。デフ・レパードとも、最初の2枚のダウン・アンド・アウツのアルバムとも全然サウンドが違う。ジョーが若い頃から影響を受けてきた色々な音楽の要素が詰まっている。ピアノ曲も多いし、エルトン・ジョンっぽいものや、10CCっぽいものもある。いい感じのロックも2曲ほどあるし。色々なものがミックスされている。ジョーの声は最高だし、演奏していてとても楽しかった」。
ジョー・エリオットはこう語っている。「このアルバムが出るまでにかなり時間がかかったかって? この5年間、皆のそれぞれの母体の仕事の合間を縫って、不定期にレコーディングしてきたからね。俺はこのアルバムで成し遂げたことにものすごく誇りを持っている。これほど素晴らしいミュージシャンたちと共に、これらの曲に取り組めたのは、本当に幸運だった。1人残らず、僕がこのレコードで伝えたいと思っていたヴィジョンを完全に理解してくれたし、プロデューサー/エンジニアのローナン・マクヒューは、いつもながらこのレコードの世界最高級のサウンドを保証してくれた! もう本当にこの上なく誇りに思っているよ」。
息を呑むようなオープニング曲「Another Man’s War」から、ゴージャスな「Last Man Standing」、そして6分間もある大作「Let It Shine」まで、このアルバムは彼が影響を受けたあらゆるタイプの音楽と、以前のダウン・アンド・アウツのアルバムからのエッセンスを元に、ジョー・エリオットが作り上げた素晴らしいオリジナル曲のコレクションと言える。このアルバム『This Is How We Roll』は、ジョー・エリオットがローナン・マクヒューとの共同プロデュースでつくった。アルバムのレコーディングはジョー・エリオットの個人スタジオであるジョーズ・ガレージで行なわれた。
ダウン・アンド・アウツのプロジェクトは2009年にモット・ザ・フープルが再結成した時に、長年の友人で、バンドのファンでもあったジョー・エリオットに声がかかったことがきっかけだった。ジョーは、ポール、ガイ、キースそしてフィルと共にダウン・アンド・アウツを結成した。彼らの目的は、モット・ザ・フープル本体の曲、そしてモット、イアン・ハンター、そしてブリティッシュ・ライオンズなど、モットのスピン・オフ・プロジェクトの曲をより幅広い観客に届けることだった。
2009年、ダウン・アンド・アウツは、ハマースミス・アポロで行なわれたモット・ザ・フープルの5回公演のうちの1回で、サポート・アクトを務めた。それがファンの間で話題となり、ついに2011年に彼らは、メールボート・レコードから『My ReGeneration』を発売し、シングル「England Rocks」と「Overnight Angels」は、それぞれアメリカのメディアベース・ロック・チャートで4位と1位になり、エリック・クラプトンのニュー・シングルを2週間でチャートのトップから追い落とした。バンドはその後、『Live at Hammersmith Apollo』というタイトルで最初のライヴのDVDをリリースし、2014年には、2枚目のスタジオ・アルバムの『The Further Adventures Of…』をリリースして、そこから「Rock And Roll Queen」をシングル・カットした。2017年のライヴ・アルバムおよびDVDの『The Further Live Adventures Of…』では、新たなベーシストのシェア・ロス(ヴィクセン)がデビューした。
ライヴ・バンドとしても素晴らしいダウン・アンド・アウツは、過去にポール・ロジャースとイギリス・ツアーを行なった実績がある(ロイヤル・アルバート・ホールでも演奏した)、そして、ハイ・ヴォルテージや、プラネット・ロックストックなどのフェスティヴァルの出演経験もある。彼らは現在、『This Is How We Roll』をひっさげてのツアーも計画している。
ダウン・アンド・アウツ『This Is How We Roll』
2019年10月11日発売
CD&LP / iTunes
- ダウン・アンド・アウツ アーティスト・ページ
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