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ビースティ・ボーイズ、「Alive」の25周年を記念した新EPを配信
ビースティ・ボーイズ(Beastie Boys)は、名曲「Alive」の25周年を記念して、今週新たなEPが配信で解禁となった。
この6曲入りのEPには、1999年にリリースされた「Alive」のオリジナル・ヴァージョンに加え、「Big Shot / Live」、そして「You + Me Together」といったこれまでDSPでは配信されていなかったB面曲などが収録されている。
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もともと、ビースティ・ボーイズのアンソロジー・アルバム『Beastie Boys Anthology: The Sounds of Science』のリード・シングルとしてリリースされた「Alive」は、ブギ・ダウン・プロダクションズの「I’m Still #1」をサンプリングしている。故アダム・”MCA”・ヤウクは、この曲の「Don’t smoke cheeba, can’t stand crack(マリファナは吸わないし、コカインも嫌いだ)」という歌詞について、自身のドラッグ使用をやめた経験を反映していると説明していた。1994年のTriptych誌のインタビューの中で、アダム・ヤウクはこう語っている。
「3〜4年前にハーブ(マリファナ)を吸うのをやめたんだ。幻覚剤を使うと、太陽神経叢チャクラが開いて、周囲のエネルギーを受け取れるようになるんだ。でも、それは自分が望んでいなくてもだ。幻覚剤はそのチャクラを完全に開放してしまうから、その場を飛び交っているネガティブなエネルギー、例えば心配や嫉妬、怒り、その他の収縮的な感情まで取り込んでしまう。今はそういうものには関わりたくない。自分のエネルギーを分離させておくほうが、ちょっとはコントロールできる気がするんだ」
アダム・ヤウク、アダム・”アドロック”・ホロヴィッツ、 マイケル・”マイクD”・ダイアモンドは、この曲のリリースにあわせて、ニューヨークで撮影を行ったミュージック・ビデオも制作した。このビデオでは、3人がお揃いの原色(赤、青、黄色)のフリースのスウェットスーツを着て、ニューヨークの街を歩き回る姿が描かれている。
今年初め、ビースティ・ボーイズは1994年のレコード『Ill Communication』の30周年を記念したデラックス・エディションとカセットをリリースした。さらに8月には、一連のリマスター版ミュージック・ビデオを彼らの公式YouTubeチャンネルで公開し、新たに発掘された1992年にサンフランシスコのビル・グラハム公会堂で行われた「Namaste」のライヴ映像などをあわせて公開した。
Written By Sam Armstrong
ビースティ・ボーイズ『Alive EP』
1999年10月19日発売
iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music
ビースティ・ボーイズ『Ill Communication』
1994年5月31日発売
3LP / Cassette / iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music
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