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サブリナ・カーペンター米NYライブレポ:今年を代表するアイコンによる遊び心がいっぱいのショウ
今年発売したシングル「Espresso」がUK1位/US3位、「Please Please Please」はUS/UKともに1位を獲得し、それらを収録した6枚目のアルバム『Short n’ Sweet』は英米含む全世界15カ国で1位を獲得し、全米アルバムチャートでは1位を4週獲得するなど、自己最高のヒットを連発している25歳のシンガーソングライター、サブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter)。
彼女が新作アルバムを引っさげて行うワールドツアーのニューヨーク公演について、中村 明美さんによるライブ・レポートが到着。
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今年を代表するポップ・アイコン
8月23日に発表された新作『Short n’ Sweet』が大ヒットし、世界を大席巻中のサブリナ・カーペンター。現時点でアルバムは、今年全米チャート(Billboard 200)1位を4回も獲得というテイラー・スウィフトの新作に次ぐ結果をだし、米国内ではアルバムの売上はなんと100万枚を超えている。
シングルも、「Espresso」「Please Please Please」「Taste」の3曲が、同時に米シングルチャート(Billboard Top 100)でトップ5入り。米シングルチャートのトップ5にて、3曲同時に初のトップ3入りにして、フィーチャリング・アーティストがいない2曲を同時にトップ3に送り込んだのは、なんと1964年ザ・ビートルズが1964年以来に成し遂げて以来という快挙を達成。
テイラーやビヨンセ、アデルも彼女を絶賛。最近はTime誌で『TIME100 Next 2024』に選ばれ表紙を飾り、正に彼女たちに次ぐ新世代アーティストの代表と言える存在なのだ。もちろん11月に発表されるグラミー賞にもノミネートされるだろう。
つまり、間違いなく、今年の音楽シーンを代表するアーティストとなった彼女が、その人気大絶頂の最中にキャリア初のアリーナツアーを決行した。9月23日から始まったこの世界ツアーは、9月29日にはアメリカで成功の象徴と言えるNYのマディソン・スクエア・ガーデン(以下MSG)で開催。
チケットはもちろん即完で超貴重なチケットを手にした2万人のファンは、それぞれがプリーツのミニスカートや、白いプラットフォームのヒール、髪にはリボンをつけたり、お手製のTシャツには赤い口紅のキスマークを付けたりなど、思い思いのサブリナファッションに身を包んで結集していた。
遊び心がいっぱいの演出
ポップ・アイコンとなった彼女の魅力が炸裂したこのライブで、彼女は新作『Short n’ Sweet』から全12曲を演奏。彼女の今の成功を盛大に祝福するスウィートでマジカルな空間となった。
会場には、彼女の曲のインスピレーションとなったような70年代ディスコポップから、80年代パワーポップ、90年代メロディック・ロックなどが流れ、ダイアナ・ロスの「I’m Coming Out」が流れると、ステージに降りたカーテンに彼女のモチーフでもあるハート型が映し出され、会場から大歓声が起きた。
ハートがどんどん巨大になったところで、“The Short n’ Sweet Show TV”と題されたレトロなアニメが始まる。サブリナがマンハッタンでお買い物し、家に戻ったところで、彼女自身がバブルバスに入っている映像が映し出される。そこから昔のシットコムのようなテイストで、ナレーターが紹介し、カーテンが上がると、バービーのドリームハウスのようなNYのペントハウスのセットが現れる。
窓からはエンパイア・ステイト・ビルが見えるし、螺旋状の階段が2つもあり、ピンク色のサテンで飾られたベッドルームもあるし、リビングルームには暖炉があり、なんとトイレまである(後で重要な役割を果たす)。
さらに、ステージの中央からは花道があってその先端には赤いハート型のステージがある。ラブリーで、セクシーで、そしてちょっと笑える、正に彼女の世界観が再現されているような完璧なセットだった。そして彼女がバスタブから出た想定で、体にタオルを巻いてステージに登場。
「キャーー」と言う歓声で包まれたところで、そのバスタオルを開いてみせるのでドキッとする。なんとヴィクトリア・シークレットによるパステルイエローのスパンコールが15万個(!)手縫いで施されたキラキラでキスマークも付いたボディスーツに、フィッシュネットのストッキングとガーターベルト姿を披露。
https://www.youtube.com/watch?v=dQOU_1iMIQc
彼女は、大きな目をキョロッとさせて、昔のピンアップガールか一昔前のポップアイドルに扮したように、ニコッとしてポーズを取ると、最高にチャーミングで、キュートで、セクシーで遊び心がいっぱい。この日のステージ全体を象徴する彼女らしさが溢れたオープニングだった。
そこから、ギターリフが流れると観客はすぐにアルバムの幕開けを飾る「Taste」と分かり大歓声。上から降りてきたキラキラのマイクを手にして、1人でゆっくりと歌い始めたところから、ダンサーたちも登場。ステージにはどこからともなくドレッサーが表れて、その前で彼女が鏡をのぞき込んでいる間に、ボディスーツの上にシースルーのレトロなネグリジェが着せられ、再びダンス。
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彼女の「さあみんな歌って!」と掛け声で、「You’ll just have to taste me when he’s kissin’ you(彼にキスするたび 私を味わうことになる)」と大合唱。かと思うと、「Just know I was already there(私がそこにいたことを)」をパンクソングのように観客が叫び、再びカントリーポップのような滑らかでキャッチーなメロディに変わると、パステルカラーの衣装を着たダンサーに囲まれて軽やかにダンスを披露。そして、巨大な鏡が現れると、観客に後ろ姿を見せ、振り返る得意のポーズを決める。圧巻のオープニングだ。
何が感動的かと言えば、このわずか2分30秒の曲でここまでの動きがありながらも、それがあまりに滑らかにそしてテンポ良く進行していくこと。それは、この日のコンサート始まりから最後まで言えたことだけど、どの曲でも、詳細に拘りながら、効果的に盛り上げ、非常に凝って洗練された演出でありながらも、ダンサーも、バンドも、そしてサブリナも、ファンを盛り上げ続けながらも、全てをあまりに自然にこなしていくのだ。なんという才能なのだろう。
それは、例えば、最近では、サブリナが前座を務めたテイラー・スウィフトやオリヴィア・ロドリゴのツアーにも言えることだと思うけど、ライブをこれまで以上に特別な場にする今のポップシーンのクオリティの高さや進化を象徴しているようとも思えた。
3部構成のツアー
セットリストは、彼女のパーソナリティがようやく開花し、だからこそ成功した最新作と、前作の『emails i can’t send』から構成。全体は、3部構成になっていて、1部は“The Short n’ Sweet Show”。2部は“Sabrina After Dark”。3部は“Don’t Touch That Dial!”。ステージは架空のカメラがあって、それを番組として撮影しているような想定になっている。
1部の「Good Graces」では、「さあ、みんな叫んで!」と「I won’t give a fuck about you(あなたなんてどうだっていい)」という歌詞を観客も連呼。恋愛関係における女性のエンパワメントを歌うような曲だが、相手の不満をストレートに表現するのではなくて、それを曲全体としてはドリーミーな雰囲気で包み込んでいるのがこの曲のスウィートなところだ。
カントリー調で彼女のボーカルやストリングスが優しく響く「Slim Pickins」では、暖炉の前に寝転んで足を上げてポーズしたり、前作からの曲で大合唱となった「Tornado Warnings」。恋愛において自分がいつも相手の危険信号を見逃してしまうことを赤裸々な歌詞でしかしノスタルジックなメロディで奏でるのでよりエモーショナルに響いた。
ドラムサウンドがメランコリーに響く「Lie To Girls」は、アコギを抱えて歌い始め、途中から階段を上がりダンサー達とともに、アンセムのように合唱。彼女のボーカルからも感情が溢れ出る。1部の終わりは「Bed Chem」で、なんと丸型のベッドに寝転んだ彼女を上から撮影。ステージには赤いカーテンが下ろされる。
「But I bеt we’d have really good bеd chem(私たちベッドでの相性がいいと思うの)」と現在の彼氏とされる人気俳優のバリー・コーガンとの恋愛と彼女の妄想について歌ったと言われている曲で、彼女は次々にセクシーなポーズを取っていく。しかも最後にカーテンが下りると、男性のシルエットも登場する。しかし、それが彼女の最大の魅力のひとつだと思うのだけど、衣装からポーズから、ライブ全体でもセクシャルな表現が溢れた内容なのだけど、男性目線を気にして媚びている感じではなくて、むしろそれをチャーミングに場合によってはどこかコミカルにも表現してしまうことが、彼女の女性としてのパワーにつながっている感じがするのだ。
何より、自分をシリアスに受け止めすぎず遊び心と共に表現できるのが最高で、そのハズし方が絶妙だし、ニュアンスをうまくコントロールできるところが、彼女がポップスターのあり方を更新して、彼女を新世代から共感を得た理由でもあるように思えた。それは例えば、大ヒットした「Taste」のMVでも、今をときめくジェナ・オルテガと完璧と言える共演で、映画『永遠に美しく…』(1992年)をインスピレーションにした、笑えるホラーにしていたし、サブリナのコラボレーターであるエイミー・アレンもNYタイムズでこう語っていた。
「今のリスナーはどんどん賢くなっていて、どこか少し普通じゃなくて、ハズれていて、それでいてメロディはすごくキャッチーで、でも歌詞にもメロディも予想してなかった展開があるのが好きなの。だから、すごく洗練されたポップ・ソングが生まれているということ」
つまり、サブリナの作品の魅力は正にそれで、だから彼女が新世代のポップ・アイコンとなっているのだと思う。
ムーディな第2部
2部は“Sabrina After Dark”と付けられているだけあり、背景に映し出されているマンハッタンも夜景となり、さらにムーディな展開に。サブリナは今度は黒の全身レースのボディスーツで登場。1曲目は、「Feather」をジャズのリミックスでより大人っぽく始めながら、それがディスコサウンドに変わると、ポップにダンスを披露する。恋人とのなかなか切れない関係性を切って“羽”のように軽やかになったことを歌う曲だが、「I’m so sorry for your loss」と「I’m playing MSG, you are not(私はMSGでライブしてるのよ、あなたはしてないでしょ!」と歌詞を変えて歌うと会場も大喝采だった。
リズミックな「Fast Times」ではピアノの上に寝そべってステージを移動。観客に投げキッスをしたり、花道に座り込み、髪の毛を大きくスウィングさせるダンスも披露。しかし彼女のボーカルのパワーが、何よりもハイライトであることを象徴するような曲でもあった。
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「Read Your Mind」で観客が大合唱になると「ニューヨーク、みんな最高ね!」と語り、パワフルで伸びの良い高音のボーカルが会場を埋め尽くすように響かせた。この次が最高だったのが、「マジでトイレに行かないと」となんとトイレのセットに駆け込んだのだ。これまで今最も売れている新星ポップスターがそのキャリア初のアリーナツアーでトイレのセットに駆け込むという場面を観たことがなく、それを思い付いただけでもすごいし、それがエイミー・アレンが言っているハズしであり、失敗する危険もあるけど、それをクールに見せるからサブリナが人気がある理由だと思うのだ。
トイレにある鏡がハート型なのはかわいいけど、トイレをしっかりとトイレットペイパーで拭いてから座るところまでリアルで、そこに座って、アルバムの中でも最もエモーショナルと言える「Sharpest Tool」で傷心の歌を1人ごとのように静かに歌い始めたから驚いた。しかし、それがさらに哀しみを増して、シンプルなサウンドで、彼女と観客の声だけが響き渡るように聴こえ、サビの部分では、観客だけが「We never talk about it(話し合ったりはしない)」と大合唱でむしろ哀しみが増すコンサートの中でもハイライトのひとつだった。
さらに「because i liked a boy」も観客の歌声の方をサブリナが聴き入る場面が目立つほどの大合唱。オリヴィア・ロドリゴの「drivers license」の中で歌われている「金髪の女の子」はサブリナだと言われていて、それに対する返答と言われている曲。イノセントな彼女の告白をみんなが聴き入るように始まり、最後は観客の共感を得て、「All because I liked a boy(あの男の子が好きだっただけで!)」という箇所でみんなが大合唱するのは、エモーショナルかつカタルシスもある。
本来だったら簡単に大人気ポップスターの彼氏を取った悪者扱いで終わっていたかもしれない彼女。パンデミック中に自分の素直な心境を打ち明けた『emails i can’t send fwd:』に、この曲があったからこそむしろ共感を得たという奇跡的にして彼女の真髄が発揮された曲だ。この日もあくまで彼女のボーカルにこだわるミニマルなアレンジでありながらも、バンドサウンドが彼女の感情を呼応するように盛り上げた。
最後は、ハート型のステージまでやってきて、観客から大歓声を受けるも、「うるさい!(笑)」とジョークで交わすところも彼女らしい。「今ここに住んでいるから我が家みたいなものだし、NYには本当に感動するの。初めてNYでライブしたのは、多分16歳の時。子供の頃からずっとMSGでライブしてみたかったの。でも、初めてのライブでまさかソールドアウトすると思ってなかったら本当にどうもありがとう」と語り始めた。「このツアーは本当に夢が叶ったようなもので、それはみんなのおかげなの」と。
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初めてのMSGライブは、感極まるアーティストが多い中で、かなり落ち着き払ったトーンだったのも彼女らしくて素敵だと思った。現在25歳で彼女なりにここまでの道のりがあったことを物語っているようでもあった。「Coincidence」では、ダンサー達もハート型のステージに円になって集まり70年代カントリー・ソングがジョニ・ミッチェル的なアコギでキャンプファイアを囲むように演奏。「What a surprise, your phone just died(本当びっくり スマホは都合よく充電切れ)」というよくある言い訳を皮肉に、しかしポップに歌う曲(ショーン・メンデスに付いてという噂)で、「ナナナナ」が合唱された。
そのキャンプファイアの雰囲気のまま、サブリナがビールを一気飲み。そのボトルを回して、ファンがお楽しみにしているその日の曲を決める場面。この日は、なんとABBAの「Mama Mia」で大カラオケ大会のような盛り上がりとなった。
パーティーが始まる第3部
3部の前には「パーティはまだまだ続きます。しかし涙を拭く用意も」と予告編が流れる。CMが入ったり、チャンネルを変えるとなんとレナード・コーエンが詩について語るインタビュー映像が流れたりする。そして、夜空に星が映し出されるディズニー映画の終わりのような雰囲気で、サブリナは、ピンクとシルバーのスパンコールのロングドレスで登場。正に「レナード・コーエン」の歌詞を引用する自惚れたダメな元彼を歌う「Dumb & Poetic」を歌い上げ、3部はドリー・パートンのようなカントリー、ポップ・ソングでドリーミーにメランコリーに幕開け。かと思ったら「わあ、一番前に私の未来の旦那様を見つけた」と男子2人がスクリーンにアップ。
「なんかめちゃ暑い。服が脱げちゃった」とミニスカートとシルバーのプラットフォームブーツになって、「Juno」。ハート型のステージに寝転び、「Give it to me, baby(早くちょうだい)」とパートナーに出会えた興奮をポップに歌うと、ハート型のステージがどんどん高くなる。
そして「MSG、みんなで大合唱して!」というと、彼女の背後には“Horny(=性的に興奮)”と、ピンクのキラキラな電飾で映し出されて、「Wanna try out some freaky positions?(信じられない体勢も試してみる?)」と膝まづいて髪を振り乱した。しかし、これもさらっとやってのけるのが彼女の器量だ。
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2曲の大ヒット曲
会場も、「I’m so fuckin’ horny(したくてたまらないの)」という歌詞を叫びながら合唱した。そこからギターソロが流れ「みんな踊って!」と飛び跳ねながら踊った。そして大ヒット中の「Please Please Please」。コーラスの二人と並んで三人でのシャドーが写し出されると、『チャーリーズ・エンジェル』を彷彿とさせる。
ジャック・アントノフのプロダクションによる「Please Please Please」は、カントリーとディスコサウンドが融合するメロディだが、あくまで彼女のボーカルが主役である曲。曲のテーマである彼氏役としてバリーがMVに出てくるのも話題だ。恋愛関係における自分のプライドや不安を歌い、バリーがMVで刑務所に入っているように、恋の虜になることを大合唱。当然ハイライトと言える盛り上がり。
そしてアンコールまで凝った演出で、TVのナレーターが、翌朝7時半になった設定を告げると、サブリナが「おはよう」と登場し、「みんな起きて!エスプレッソ飲む?」とバルコニーで踊りながら「Espresso」で締め括り。
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「I’m working late ‘cause I’m a singer(帰りは遅くなるよ だって歌手だもん)」と、「Is it that sweet? I guess so(そんなの素敵すぎ?)」「Say you can’t sleep, baby, I know(夜も眠れないんだって)」「That’s that me espresso(私がそうさせちゃうの まるでエスプレッソ)」とファンク要素の感じられるシンセポップで、自分への自信を軽やかに歌ってみせる大ヒット曲。エイミーが言うように、歌詞も、少しハズしていて最高だ。
紙吹雪が舞い盛大に幕は閉じた。彼女の魅力が全方向から堪能できる。新作の『Short n’ Sweet』(=背が低くてスウィート)は、「自分の中ではセルフタイトルアルバム」と語っていたけど、正にこのライブには、90分という長さで彼女の魅力が凝縮し、全方向に炸裂した最高に完成度の高いエンターテイメントだった。
Written By 中村 明美
2024年9月29日 NYマディソン・スクエア・ガーデンセットリスト
セットリストがプレイリストとして公開中
Apple Music / Spotify / YouTube
Act I
1. Taste
2. Good Graces
3. Slim Pickins
4. Tornado Warnings
5. Lie To Girls
6. decode
7. Bed Chem
Act II
8. Feather
9. Fast Times
10. Read Your Mind
11. Sharpest Tool
12. opposite
13. because i liked a boy
14. Coincidence
15. Mamma Mia (ABBA cover)
16. Nonsense
Act III
17. Dumb & Poetic
18. Juno
19. Please Please Please
20. Don’t Smile
Encore
21. Espresso
サブリナ・カーペンター『Short n’ Sweet』
2024年8月23日発売
CD&LP / iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music
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