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イム・ユンチャン、初のスタジオ・アルバム『ショパン:練習曲全集』4月19日(金)発売決定
「百万人に一人の才能」(ダラス・モーニングニュース紙)と評される韓国出身の若手ピアニスト、イム・ユンチャンの待望のメジャー・デビュー・アルバム『ショパン:練習曲全集』が4月19日(金)にリリースされることが決定した。
イム・ユンチャンは、2022年第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにおいて史上最年少(18歳)でゴールド・メダルを受賞、併せて聴衆賞、最優秀新曲演奏賞を受賞した韓国出身の19歳のピアニスト。クライバーン・コンクールの決勝ラウンドで演奏した「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番」の演奏動画は、1300万回再生以上の視聴回数を記録し、YouTubeではこの作品の最も視聴された演奏となった。また、2023年にはピアニストのヴラディーミル・アシュケナージや内田光子が所属する名門レーベル、デッカ・クラシックスとの専属契約を発表し、瞬く間にスターの座に押し上げられた。今年はカーネギー・ホールでのデビュー公演をはじめ、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ボストン交響楽団、パリ管弦楽団など、名だたるオーケストラとの共演も予定されている。
デッカ・クラシックスからのデビュー・アルバムとなる本作『ショパン:練習曲全集』では、今月2月の来日ツアーでも演奏し好評を博したショパン作曲「12の練習曲」 作品10と25を録音。この選曲には、アルフレッド・コルトー、イグナーツ・フリードマン、ヨゼフ・レヴィーン、マーク・ハンブルク、セルジオ・フィオレンティーノなど、このレパートリーに取り組んできた、イムが尊敬する伝説的なピアニストらへの敬意が込められている。さらに、フィルムで撮影されたアルバムのジャケット写真は、アシュケナージやラドゥ・ルプーなど、1960年代にデッカで活躍したピアニストへのオマージュであり、イムのリクエストによりデッカのオリジナルLPロゴのひとつがあしらわれている。
アルバムについてイムは「ショパンの練習曲を録音しているこれらの偉大なピアニストたちは、私にとって広大な宇宙のような存在です。いつか彼らのような深遠な音楽家になりたいと夢見てきましたし、彼らの足跡をたどりたいと思いました。デッカ・クラシックスからショパンの練習曲をリリースすることは、私にとって本当に光栄なことです」と語っている。
アルバムのリリースに先立ち、本日より先行シングル「ショパン:12の練習曲 作品10より第3番 ホ長調《別れの曲》」の配信がスタートしている。
■リリース情報
イム・ユンチャン『ショパン:練習曲全集』
2024年4月19日(金)発売
CD / Apple Music / Spotify /Amazon Music / YouTube Music
■アーティスト情報
イム・ユンチャン
韓国の始興市生まれ。現在、韓国芸術総合学校に在籍。
7 歳でピアノを始め、翌年にソウル・アーツ・センターの音楽アカデミーに入学。13 歳で韓国芸術英才教育院のオーディションに合格し、教師・指導者のソン・ミンスに出会う。
翌年 2018 年、若いピアニストのためのクリーブランド国際ピアノコンクールで 2 位及びショパン特別賞を受賞。同年のクーパー国際コンクールでは最少年の参加者として注目を集め、3 位と聴衆賞を獲得。クリーブランド管弦楽団との共演の機会を提供される。2019 年には最年少の 15 歳で韓国のユン・イサン国際コンクールで優勝及び二つの特別賞を受賞。
2022 年第 16 回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにおいて、史上最年少(18 歳) でゴールド・メダルを受賞、併せて聴衆賞、最優秀新曲演奏賞を受賞。その演奏から現れる「魔法のような力」と「自然で本能的な質」(ラ・セーナ)で、世界中の聴衆を驚嘆させた。審査委員長のマリン・アルソップは「ユンチャンは深い音楽性と驚異的なテクニックを有機的にひとつにすることができる、類稀なアーティストである」と評した。