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マックス・リヒターの新作『In A Landscape』9月6日(金)リリース決定

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現代で最も影響力のある作曲家の一人、マックス・リヒターの9枚目のソロ・アルバム『In A Landscape』が9月6日(金)にリリースされることが決定した。アルバムに先立ち、本日より先行シングル「Movement, Before All Flowers」の配信がスタート。同曲のビジュアライザーも公開になった。

マックス・リヒター「Movement, Before All Flowers」ビジュアライザー
Max Richter – Movement, Before All Flowers (Visualiser)

斬新な作曲アプローチで絶大な人気を集めるポスト・クラシカルの作曲家、マックス・リヒター。これまでに、イラク侵攻に反対する目的で作曲された『ブルー・ノートブック』(2004)、村上春樹の小説にインスパイアされた『ソングズ・フロム・ビフォー』(2006)、ヴィヴァルディ《四季》全曲をリコンポーズ(再作曲)した『25%のヴィヴァルディ』(2012)などをリリースし、クラシックとエレクトロニカを融合した「ポスト・クラシカル」ジャンルのカリスマ作曲家として絶大な人気を集めている。さらに、2015年にリリースした、睡眠中の視聴を前提とした8時間に及ぶアルバム『SLEEP』はストリーミング再生回数20億回を超え、史上最もストリーミングされているクラシック・アルバムとなった。

©Marie Sutter

本日発表になったアルバム『In A Landscape』は、オックスフォードシャーの田舎にある静謐な新スタジオで初めて作曲・録音されたもので、リヒターの身近な環境に焦点を当てた作品。トラック間に収録されている間奏曲のような「Life Study」では、リヒターの生活音からのフィールド・レコーディングが録音され、絶えず動き続けるミュージシャンの自画像を象徴しているという。

今作についてリヒターは「私にとって、このアルバムに収録されている音楽は、両極を結びつけること、あるいは和解させることをテーマにしています。エレクトロニクスとアコースティック、自然界と人間界、人生の大きなアイデアと個人的で親密なもの。これは、2004年のアルバム『ブルー・ノートブック』で私が探求し始めたことです。ある意味、このアルバムは、以前の作品のテーマを、2024年の私たちの世界と生活の視点から、もう一度見返したような作品です」と語っている。


■リリース情報
マックス・リヒター『In A Landscape』
2024年 9月 6日 (金)リリース

マックス・リヒター SG「Movement, Before All Flowers」
2024年5月30日(木)リリース
iTunes / Apple Music  / Amazon MusicSpotify / YouTube Music


 

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