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Classical Features

ルドヴィコ・エイナウディ、3年ぶりのオリジナル・アルバム『The Summer Portraits』発売決定

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©Ray Tarantino

累計再生数が390億を超え、ストリーミングで最も聴かれているクラシック・アーティストとなった映画音楽の巨匠、ルドヴィコ・エイナウディ。

そんな彼が、オリジナル・アルバムとしては3年振りとなる新作『The Summer Portraits』を2025年1月31日にリリースすることが決定した。先行シングル第1弾として、「Rose Bay」の配信がスタート。また、同曲のミュージック・ビデオも公開となった。

Ludovico Einaudi – Rose Bay

本作『The Summer Portraits』は、オリジナル・アルバムとしては2022年1月にリリースされたソロ・ピアノ作『Underwater』以来、3年振りとなるニュー・アルバム。

クラシックの名門レーベルであるデッカに在籍して20年となる記念の年にリリースされる本作は、昨年末に夏を過ごしたイタリア・エルバ島の古い民家で見つけた絵画からインスピレーションを受けたという。自身の幼少期の夏の思い出や印象なども反映させた、ノスタルジックかつセンチメンタルなメロディに溢れる仕上がりとなっている。レコーディングの殆どはエイナウディの自宅スタジオで行われたが、一部はアビイ・ロード・スタジオでも行われ、テオティム・ラングロワ・ド・スワルテによるバロック・ヴァイオリンと、ロバート・エイムズ指揮によるロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団によるオーケストラ・パートも収録された。

本作について、エイナウディ自身は「まず私は夏のことを考え始めました。私の人生がすべての感覚と厳密に結びついていて、一日が何ヶ月にも、何ヶ月が何年にも感じられ、朝から晩まで自由で、毎日が人生の新たな発見で、自然がその基本的な一部で、私たち自身が自然だった時代です。そして、誰もが自分なりの夏の肖像画を持っているとも思いました。人生で最高の瞬間と結びついた美しい季節。そして私は音楽に合わせて自分の絵を描き始めたのです。このアルバムは、私たちの終わりのない夏の思い出、すべての美しい瞬間に捧げられています」と語っている。

2017年の『三度目の殺人』(監督:是枝裕和)の音楽を手掛けるなど、日本とも深い関わりを持つエイナウディ。夏の思い出に捧げたノスタルジック&センチメンタルなメロディに溢れる待望に注目したい。


■リリース情報

ルドヴィコ・エイナウディ『The Summer Portraits』
2025年1月31日リリース
 Apple Music /Amazon MusicSpotify / iTunes


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