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Classical Features

世界的ソプラノ歌手、ジェシー・ノーマンが残した未発表録音集がリリース

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2019年に急逝した名ソプラノ歌手、ジェシー・ノーマンの功績を称え、6つの未発表録音を収録したアルバム『ジェシー・ノーマン 未発表録音集』が2023年1月27日にリリースされることが決定した。

ジェシー・ノーマンは1969年にドイツでオペラ・デビューを果たして以来、数多くの録音を残した世界的ソプラノ歌手。これまでにロナルド・レーガン氏とビル・クリントン氏の米大統領就任式で国歌を歌ったほか、1986年には英女王エリザベス2世の還暦記念祝典でも歌を披露した。

また、5度のグラミー賞を受賞しており、2006年にはグラミー賞の特別功労賞を受賞。2009年にはアメリカの国民芸術勲章とフランスのレジオンドヌール勲章を授与されているほか、992年バルセロナ・オリンピックと1996年に故郷であるジョージア州で開催されたアトランタ・オリンピックの開会式で歌唱した経歴をもつ。

今作は、ノーマンがフィリップス・レーベルと専属契約していた1988年から1998年の10年間に残した、6つの未発表録音を3枚組に収録。それぞれオリジナル・マスター・テープからリマスターした音源となっている。1枚目には、ノーマンがイゾルデとブランゲーネ両役を演じ、クルト・マズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と共演したワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》のスタジオ録音を収録。

2枚目はジェームス・レヴァイン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との共演による、R.シュトラウスの《4つの最後の歌》と、ワーグナーの《ヴェーゼンドンク歌曲集》のライヴ録音。3枚目は小澤征爾指揮ボストン交響楽団とのライヴ録音で、古代の女王をテーマにブリテンの《フェードラ》、ハイドンの《べレニーチェのシェーナ》、ベルリオーズの《クレオパトラの死》を披露している。

なお、リリースに先立ち、本日より「楽劇《トリスタンとイゾルデ》から第3幕 第2場:寂しく私が見張るこの夜に」の先行配信がスタートしている。

Wagner: Tristan und Isolde, WWV 90 / Act II – Einsam wachend in der Nacht

■リリース情報

ジェシー・ノーマン『ジェシー・ノーマン 未発表録音集』
2023年1月27日発売
CD / Apple Music / Spotify /Amazon Music



 

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