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Classical Features

雅楽師、東儀秀樹の約3年ぶりのニュー・アルバム『NEO TOGISM』3月発売決定

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©Ayako Yamamoto

新たな可能性を広げ続ける唯一無二の雅楽師、東儀秀樹の約3年ぶりとなるニュー・アルバム『NEO TOGISM(ネオ・トウギズム)』が2023年3月29日(水)に発売されることが決定。本日からティザー映像も公開となった。

『NEO TOGISM』ティザー映像

東儀秀樹 – 大河悠久(from AL『NEO TOGISM』) Teaser

『NEO TOGISM』は、約3年という充電期間を経て、“プログレッシブ雅楽”をテーマに新曲から伝統的な雅楽の名曲まで、様々な楽器で自在にアレンジした13曲を収録予定。

参加アーティストには、国立音楽大学で出会った白須今(ヴァイオリン)、野口明生(ピアノ)、堤博明(ギター)によって結成された「Shikinami」や、日本を代表するプログレッシブロックバンド「四人囃子」のリーダーでありドラマーの岡井大二、「和楽器バンド」の尺八奏者、神永大輔が起用され、息子・東儀典親も参加している。

通常盤に加え、ミュージック・ビデオ8曲、アートワーク撮影時のビハインド映像やインタビューなどが収録された特典DVDがついた限定盤の2形態でリリースされる予定だ。

今回のアルバム発売に関して東儀秀樹は「3年間というたっぷりとした時間の中で無理なくひらめき、生まれたアイディアを納得がいくまでとことん追求し構築しました。昔から好きだったプログレッシブロックの空気感と雅楽の宇宙観を融合してみた自信作です」とコメントを寄せている。

これが「今」の東儀秀樹。プログレッシブロックと雅楽を完璧に融合させた壮大なアルバムがここに誕生した。


■リリース情報

2023年3月29日発売
東儀秀樹『NEO TOGISM』
CD

■プロフィール

東儀秀樹

奈良時代から続く雅楽を伝える「楽家(がっけ)」の家系に生まれる。商社マンだった父親の仕事の関係で、幼年期をタイ、メキシコで過ごした帰国子女。國學院大學で学びながら宮内庁式部職楽部の楽生科で雅楽を学び、7年間の修業期間を経て、1986年から10年間、楽師として活躍。(楽師は国家公務員。) 宮内庁の楽師としての活動と並行して、1996年にアルバム『東儀秀樹』でデビュー。雅楽器とピアノやシンセサイザーといった現代楽器を融合させた音楽で話題に。

雅楽器だけでなく、ピアノ、キーボード、シンセサイザー、チェロ、ドラム、ギターなどさまざまな楽器の演奏をマルチにこなす。

また、古典芸能であった雅楽を現代音楽と結びつけ、その素晴らしさを一般に知らしめ、広く認知された功績により2004年、文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。専門として演奏する雅楽器は篳篥(ひちりき)であるが、鳳笙(しょう)、龍笛(りゅうてき)、琵琶なども演奏。


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