Classical Features
ピアニスト、エレーヌ・グリモーの新作『フォー・クララ:シューマン&ブラームス作品集』発売決定
フランスを代表するピアニスト、エレーヌ・グリモーによる新作『フォー・クララ:シューマン&ブラームス作品集』が9月16日(金)に発売されることが決定した。本日よりアルバムから先行シングル「ブラームス:3つの間奏曲 作品118から第1曲:Andante moderato」のデジタル先行配信がスタート。
今作は、ロベルト・シューマン、その弟子であるヨハネス・ブラームスと、シューマンの妻クララ・シューマンを結びつけた関係に焦点を当てている。グリモーが生涯の大半をかけて研究し、過去にも一度録音をしているシューマンの「クライスレリアーナ 作品16」のほか、ブラームスの「3つの間奏曲 作品117」と「9つの歌と歌曲 作品32」を収録。ブラームスの歌曲では、今年3月リリースされたアルバム『シルヴェストロフ:歌曲集《静寂の歌》』でも共演している、バリトン歌手のコンスタンティン・クリンメルが参加している。
アルバムについてグリモーは「私は昔からドイツ・ロマン派の作曲家たちと特別なつながりを感じています。彼らとの関係性は変わりましたが、私にもたらす影響が薄れることはありません。ドイツ・ロマン派は最後まで、常に私と共にあります」とコメントしている。
■リリース情報
エレーヌ・グリモー『フォー・クララ:シューマン&ブラームス作品集』
2023年9月8日発売
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