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現代最高のディーヴァ、アンナ・ネトレプコ:5年振りのソロ・アルバム『闇に抱かれ』を11月リリース
オペラ界の女王、ソプラノ歌手のアンナ・ネトレプコが5年振りのソロ・アルバム『闇に抱かれ』を11月5日にリリースすることが決定した。このアルバムは、世界最高峰のオペラの殿堂、ミラノ・スカラ座のオーケストラと、その音楽総監督である指揮者リッカルド・シャイーとの共演でネトレプコの50歳を記念して制作された。
従来の美しく強靭な声に、すばらしいコクと熟成した重みを加え、抜群の安定感と表現でさらに進化を続けるネトレプコ。近年、彼女はドラマティックな役柄に転向し、大きな成功を収めているが、このアルバムにはその成果が最良の形で収められている。
プッチーニ、ヴェルディ、ワーグナーをはじめとする珠玉のオペラ・アリアは、情熱的な愛に生き、運命に翻弄され、憧れ・諦念・絶望・死……といった様々な境遇にあるヒロインの心情を謳いあげたもので、《蝶々夫人》の「ある晴れた日に」、《アイーダ》の「勝ちて帰れ」、《トリスタンとイゾルデ》の「イゾルデの愛の死」など、オペラの代表的なアリアを多数含んでいる。
「衣裳をつけて舞台に立つとき、私は本当に役柄になりきることができます」というネトレプコは、録音に際して「これらの作品は非常に異なっているため、ヴェルディ、ワーグナー、シュトラウス、チャイコフスキーと、それぞれの作品に合わせて発声法を変える必要がありました。歌唱のアプローチとテキストを正確に読み取ることが、役柄に入り込むために最も重要です。正しい方法で読み解き、それを描き出すことが私の義務なのです」と語っている。
本日、アルバムに収録されているヴェルディ:歌劇《アイーダ》から「勝ちて帰れ!…神々よ、私の苦しみに憐れみを!」(Verdi: Aida: Ritorna vincitor …Numi,pietà)のミュージック・ビデオがアルバムに先駆けてリリースされた。
■リリース情報
2021年11月5日発売
アンナ・ネトレプコ 『闇に抱かれ』
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