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メガデスのデイヴ・ムステインが語る“人生になくてはならないアルバム5枚”
メガデス(Megadeth)のデイヴ・ムステイン(Dave Mustaine)が、最新インタビューの中で、“人生になくてはならない5枚のアルバム”について語り、ザ・ビートルズやレッド・ツェッペリンらの作品を挙げている。
Spin誌による“人生になくてはならない5枚のアルバム”特集のために、 現在拠点としているテネシー州ナッシュビルから同誌の取材に応じたデイヴ・ムステインは、彼の最も得意とすることを尋ねられ、「おそらくギター演奏と皮肉が少し、それから政治的な歌詞が多いことだろうね」 と答えた。
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“人生になくてはならない5枚のアルバム”について、まず最初にザ・ビートルズの『White Album』を挙げたデイヴ・ムステインは次のように語っている。
「ソングライティングという点に置いて最も影響を受けたレコードのひとつは、ザ・ビートルズの“White Album”だ。ベース・ワークとハーモニーが素晴らしいんだ。サー・ジョージ・マーティンは不滅の存在で、その才能にはただただ驚かされる。彼のオーバーダビングがなかったら、今の僕たちはどうなっていたかわからない。きっとまだ4トラックを使っていただろうね。僕はレノン=マッカートニーのコンビネーションが大好きなんだけど、ジョンの書く曲とポールの書く曲の違いは明確で、ジョンの曲は情熱的で、ポールの曲はラブソングのような甘い内容だ。どちらも大好きだよ」
さらに彼は、レッド・ツェッペリンが1971年に発表した4作目のアルバム『Led Zeppelin IV』への愛をこう語った。
「彼らがソロ・ギタリストをフィーチャーし、いかにしてあれほどの幅と深みのあるバンド・サウンドを作り上げることができたのか…4人のメンバーがステージに上がってあの音を出せるとは到底思えない。まるで、列車事故かハリケーン到来のサウンドトラックのような、ハプニングのような作品なんだ。そういったことを想像すると、ただただ畏敬の念を覚えるよ。ロバート・プラントが歌ったトールキンの物語(「The Battle of Evermore」)が大好きだった。バンドが音楽で表現する中世的なアプローチは、本当に素晴らしいと感じたし、トールキンの歌詞とうまく結びついていた」
デイヴ・ムステインは、“人生になくてはならない5枚のアルバム”として、その他にもUFOの『Phenomenon』、AC/DCの『Let There Be Rock』、ダイアモンド・ヘッドの『Lightning to the Nations』などを挙げている。
Written By Will Schube
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