クイーンのチャートイン25枚目のシングル「It’s A Hard Life / 永遠の誓い」
1984年7月、クイーンがイギリスでチャート・インさせたシングルは25枚になった。特筆すべきは、1枚を除いてそのうちのすべてが40位以内に入っていたことだ。
「It’s A Hard Life(邦題:永遠の誓い)」は1984年7月28日付の同週のチャートで23位に初登場した。その年はバンドにとって実りの多い1年だった。既に「RADIO GA GA」と「I Want To Break Free」の2枚のシングルが全英シングル3位以内の大ヒットとなり、世界的に成功した11作目のアルバム『The Works』も全英2位を記録していたのだ。
フレディ・マーキュリー作の「It’s A Hard Life」はそれら成功に流れに続いた。フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの「Two Tribes」が長きに亘り1位に君臨し続ける中で、同曲は初登場の翌週に17つ順位をあげて6位となった。イギリスではその順位より上昇することはなかったが、アイルランドでは2位、オランダでは4位となった。
それから2か月もしないうちに、彼らは「Hammer To Fall」で全英チャートのトップ20に舞い戻る。また、その後同年のうちにクリスマス・ソングの「Thank God It’s Christmas」もヒットさせている。クイーンが1年の間に5つのシングルをチャート・インさせたことは3回あるが、1984年はその初めての年になった(次は1989年、そしてさらに1991年にもクイーンは同じ記録を残している)。
Written By Paul Sexton
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2020年5月1日配信
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