クイーンが「Bohemian Rhapsody」のプロモーションビデオで映像における頂点に

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11月10日はクイーンの超大作「Bohemian Rhapsody」に纏わるきわめて重要な記念日だ。この曲のあの有名なビデオ・クリップの撮影が行われたのが1975年の11月10日だったのだ。

「Bohemian Rhapsody」のプロモーション・ビデオはこの曲がイギリスの・ヒットチャートの頂点に立つ上で大きな役割を果たしただけでなく、英国中、ひいては世界中でレコードの宣伝に欠かせない媒体としてのプロモーション・ビデオの地位をそれだけで確立してしまった。監督ブルース・ゴワーズの演出によるその映像は誰にも見覚えがあるだろう。冒頭部分やメインイメージには『Queen II』のアルバム・ジャケットを模した4人のコーラス・ショットが映し出される。

ブライアン・メイによればビデオを作った大きな目的は『トップ・オブ・ザ・ポップス』などのテレビ番組でこの曲の複雑な演奏せずに宣伝をするためだったという。撮影が行われたのは、トライデント・スタジオの姉妹スタジオであるトリリオンだった。撮影は驚くべきことにたった4時間で終わり、編集もその後5時間で完了したという。かかった費用は全部でたった4,500ポンドだった。

撮影から10日後の11月20日、この映像は『トップ・オブ・ザ・ポップス』で初めて放映された。時を同じくしてシングルはチャートを上昇し始めており、その一週間後からは9週に亘って1位に輝くことになる。

Written By Paul Sexton



クイーン『Bohemian Rhapsody (The Original Soundtrack)』
発売中

CD品番:UICY-15762
価格:¥2,700 (税込)、¥2,500 (税抜)
日本盤のみSMH-CD仕様

CD購入はこちら

1. 20th Century Fox Fanfare – 初収録
2. Somebody To Love
3. Doing All Right… revisited (Performed by Smile) – 初収録
4. Keep Yourself Alive (Live At The Rainbow)
5. Killer Queen
6. Fat Bottomed Girls (Live In Paris) – 初収録
7. Bohemian Rhapsody
8. Now I’m Here (Live At Hammersmith Odeon)
9. Crazy Little Thing Called Love
10. Love Of My Life (Rock In Rio) – オーディオは初収録
11. We Will Rock You (Movie Mix) – 初収録
12. Another One Bites The Dust
13. I Want To Break Free
14. Under Pressure (Performed by Queen & David Bowie)
15. Who Wants To Live Forever
16. Bohemian Rhapsody (Live Aid) – オーディオは初収録
17. Radio Ga Ga (Live Aid) – オーディオは初収録
18. Ay-Oh (Live Aid) – オーディオは初収録
19. Hammer To Fall (Live Aid) – オーディオは初収録
20. We Are The Champions (Live Aid) – オーディオは初収録
21. Don’t Stop Me Now… revisited – 初収録
22. The Show Must Go On

公式サイト
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「クイーンの日」 9作品再発

2019年4月17日発売
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【DVD】
『グレイテスト・ビデオ・ヒッツ1』『グレイテスト・ビデオ・ヒッツ2』
『オン・ファイアー / クイーン1982』『グレイテスト・ヒッツ・カラオケ』
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