ジャスティン・ビーバーのベスト・コラボ13曲:スーパースターの共演曲をランキング【全動画付】

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Photo: Kevin Mazur/Getty Images for AG

1枚の値段で2枚買えるというのは、よくある消費者に対する誘いかけだ。21世紀に入ると、アーティスト達は自分の曲を発表すること以上に、他の人の作品に頻繁に登場するようになり、ヒット・デュエットの概念は、信じられないようなレベルへと発展していった。

一度にふたつのファンベースに登場することは、ビジネスとしては完璧に意味を成しているが、と同時にふたつのエネルギー溢れるクリエイティヴ・イノベーション及び現代最高の曲に対する責任が生じる。

キャリア初期の頃のジャスティン・ビーバーは、R&B界のアイコンのアッシャーを師と仰ぎ、その後一緒に仕事もしているが、ビーバーはそれ以降さまざまなタイプのコラボレーターとレコーディングを行なっている。ここでジャスティン・ビーバーの過去最高のコラボ曲、全13曲を動画付きで紹介しよう。

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13. Despacito (Remix) (Luis Fonsi and Daddy Yankee feat. Justin Bieber)

名コラボレーションというよりも、見事なスタートを切ったという感じのナンバーだ。プエルトリコ人ヴォーカリストのルイス・フォンシとラッパーのダディー・ヤンキーが手掛けたオリジナルが、数カ月世間に注目された後、ジャスティンのヴォーカルがフィーチャーされたリミックスによって、この曲は更なる高みへと押し上げられた。

レゲトン/ラテンの名作は、数百万枚に売上げと数十億単位のストリーミングを記録し、2017年最大級のヒット曲のひとつになった。またビデオの撮影地プエルトリコを、観光地として大きく後押ししたことで高く評価された。

12. 2U (David Guetta feat. Justin Bieber)

“ゴッドファーザー・オブEDM”として広く知られる、草分け的DJデヴィッド・ゲッタは、過去20年に渡って数多くのアーティストと仕事をしてきた。このパワフル・ポップ/クラブ・バンガーな楽曲に参加したジャスティンは、ビデオ撮影に貢献することはなかったが、「2U」は2017年に大ヒットした。

 

11. Friends (with BloodPop)

ブラッドポップ(またの名はマイケル・ターナー)は、何年にも渡りレディー・ガガマドンナ等アーティストに楽曲提供をした後、2017年リリースのこのダンス・ヒットで自らスポットライトを浴びた。ジャスティンはこの曲を共作し、1年間離れていた音楽への復帰を果たした。この曲は特にUKで最高位2位の大ヒットを記録し、その後ジュリア・マイケルズのヴォーカルが追加されたリミックス版がリリースされた。

 

10. Beauty And A Beat (feat. Nicki Minaj)

ジャスティンのサード・アルバム『Believe』からの2012年のシングル曲は、彼最大のヒット作ではなかったものの、USクラブ・チャート首位を獲得した。ニッキー・ミナージュは大ブレーク後、ケイティ・ペリーやマドンナ等との華々しいゲスト出演を始め、あらゆる人々と一緒に登場しているが、この曲の創作では頼もしいリーダーとしての顔も見せている。ゼッドも曲作りに参加、その為「Beauty And A Beat」は、『Believe』中でジャスティンが作者として名を連ねていない唯一のナンバーとなった。

9. #thatpower (will.i.am feat. Justin Bieber)

ロンドンで行われたブリット・アワードに赴いたことが、ウィル・アイ・アムの4枚目スタジオ・アルバム『#willpower』収録曲「#thatpower」をレコーディングするきっかけになった。この曲は2013年ビルボード・ミュージック・アワードにて披露され、インパクトのあるミュージックとして複数のメジャーTV番組で使用された。曲はダンス・ナンバーとしてかなりのヒットを記録し、世界中のメインストリーム・チャートに登場し、UKでは最高位2位、アメリカではトップ20入りを果たした。

 

8. Stuck with U (feat. Ariana Grande)

パンデミックでさえ、このふたりのポップスターを引き離しておくことは出来なかった。「Stuck with U」はポップ界のエリートを正当な理由の元に集結させ、自粛期間中に創作された究極のラヴ・ソングであり、ジャスティン・ビーバー最高のデュエットのひとつとなった。この甘いデュエット曲で、共同生活の浮き沈みを表現しながら、ポップ界屈指のふたつの声は心地良く調和する。

 

7. Intentions (feat. Quavo)

ジャスティンのアルバム『Changes』に収録されたヒット曲で、ジャスティンは自身の“R&Bieber”に立ち返った。明るく揺らめくビートに突き動かされた「Intentions」は、ミーゴスのクエイヴォが起用され、人々の心を惹きつける感動的なシングルに仕上がった。

 

6. Let Me Love You (DJ Snake feat. Justin Bieber)

フランス人DJスネイクとカナダ人のジャスティンという、大西洋を挟んだふたりが組むナンバーは、このフランス人のデビュー・アルバム『Encore』からのファースト・シングルではなかったが、最もヒットした曲になった。ボニーとクライドをテーマにした迫力あるビデオは、間違いなくこのヒットに一役買った。

 

5. Cold Water (Major Lazer feat. Justin Bieber and MO)

ジャスティン・ビーバーのベストコラボ楽曲の中で、マルチ・アーティスト達の時代を捉えた曲をひとつ選ぶとしたらこの「Cold Water」だ。メジャー・レイザーは、ダンス・ミュージック・プロデューサーのディプロを中心とした集団であり、過去にはエリー・ゴールディングやブルーノ・マーズ等アーティストとも組んでいる。この楽曲でジャスティンと共演するのはデンマーク人シンガーMO。曲は2016年にクラブに登場し、メジャー・レイザー最大のクロスオーバー・スマッシュ・ヒット曲になった。

 

4. As Long As You Love Me (feat. Big Sean)

ロドニー“ダークチャイルド”ジャーキンスが参加した、ジャスティンの2012年のアルバム『Believe』からのセカンド・シングルが「As Long As You Love Me」だ。この曲でジャスティンは初めてそれまでの経験の範囲を超え、ビッグ・ショーンはこのヘヴィー・ダブ・エレクトロニカに安定感を与えるのに貢献した。アメリカではその年に最も売れた曲ベスト40に輝いた。

 

3. Where Are Ü Now? (with Jack Ü)

ジャスティンのオリジナル・ヴォーカル&ピアノのデモと、我々の知っているディプロとスクリレックスが作り直したカットのサウンドは、驚くほど異なっている。EDMの巨匠の手助けによって、「Where Are Ü Now?」はその年代で最もヒットしたダンス・ナンバーになり、その瞬間ジャスティンは初めてコアなティーンエイジャー・ファン層を越えたと言えるだろう。曲はジャスティンのアルバム『Purpose』に先駆けてリリースされ、2015年発表のアルバムに対する期待は最高潮に達した。

 

2. I Don’t Care (with Ed Sheeran)

世界で最もビッグな男性ポップスターふたりを新しい曲で組ませた時の、商業的魅力がどんなものか、みんなきっと想像できるだろう。しかしこのミッドテンポなポップ・ソングは、その創造性に於いても大成功を収めた。作曲はエド・シーランとジャスティンと共に、いつも頼りになるマックス・マーティンとシェルバック、そしてプー・ベアとフレッド・ギブソンが担当し、エドのコラボレーション・アルバム『No.6 Collaborations Project』に収録された。エドにとっては2年以上ぶりの新作であり、飛行機で各地を飛び廻り、日本とアメリカで撮影された場面が登場する、ビデオは既に何百万回視聴されている。

 

1. STAY (with The Kid LAROI)

発売当時17歳だったオートストリア出身のアーティスト、ザ・キッド・ラロイが2021年に発売した楽曲は、キッド・ラロイが憧れるジャスティンと共演を果たした楽曲だ。このコラボ曲は、4週連続全米シングル1位を記録して、ジャスティンによる同記録を保持していた「Sorry」を上回る成績を収めた。

パンデミックにおいてもTikTokで全世界的なバズを起こして、様々な記録を更新。ジャスティンによるコラボ楽曲で最も成功した1曲となった。

Written By Mark Elliott



ジャスティン・ビーバー『Justice』
2021年3月19日発売
日本版CD / iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music

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