ウィロー、アヴリル・ラヴィーンとのコラボ曲「G R O W」のミュージック・ビデオを公開
俳優ウィル・スミスの娘であり、現在20歳のアーティストのウィロー(WILLOW)が、最新アルバム『lately I feel EVERYTHING』の収録楽曲、アヴリル・ラヴィーンとのポップ・パンク・アンセム「G R O W」のミュージック・ビデオを公開した。
ウィローとアヴリルが共演したMVはDana Trippeが監督を務め、レコーディングにはトラヴィス・バーカー(blink-182)がドラムで参加している。
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アルバム『lately I feel EVERYTHING』に20歳にして既に人生の半分を音楽業界で過ごしてきたウィローの、業界の一員としてだけでなく一人の女性として成長してきた10年間が結実した作品となっている。本作についてウィローは「このアルバムでは、とにかく自由になりたかった。ただただ楽しく、若々しく、深く心配しないものにしたかった」と述べている。
また、幼い頃から「黒人女性なんだからR&Bやポップを聴き・歌うべき」と周りに言われていたウィローは、学校でパンク・ロック・バンドのパラモアやマイ・ケミカル・ロマンスを聴いているといじめられた経験もあり、同アルバムには「私のアルバムを聴いてくれる黒人の女の子たちに、私たちみたいな人はもっといっぱいいるってことを知ってもらいたい」という想いも込められている。
『lately I feel EVERYTHING』は、アルバム・リリースからわずか数ヶ月で、全世界で2億7千万回のストリーミング再生数を記録。シングル曲「t r a n s p a r e n t s o u l (feat. Travis Barker)」は、全米オルタナティブ・ラジオ・チャートでTop 5入りを果たし、単・ディスクにも輝いている。
このアルバムについて米・メディア「The New Yorker」は下記のように報じている。
「これまでの彼女のキャリアの中で、最高の、そして最も確実な音楽であると言えるだろう。このアルバムは、彼女の才能を最大限に発揮した初めての作品。思春期の鬱積した怒りを外に放出しているアルバムだ」
2022年2月には、ビリー・アイリッシュのワールド・ツアーにサポート・アクトとして帯同するウィロー。ツアーには米・ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン公演やカリフォルニア州のザ・フォーラムなどでの大規模な公演も含まれている。
Written By uDiscover Team
ウィロー『Lately I Feel Everything』
2021年7月16日発売
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