映画『ウィキッド ふたりの魔女』より、主演のアリアナとシンシアの生歌シーンを収めた映像公開
海外で2024年11月22日に劇場公開が決定した(日本では2025年春公開予定)映画『ウィキッド ふたりの魔女』より、主演を務めるシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデの劇中の生歌歌唱シーンを収めた新たな映像が公開された。
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今まで『クレイジー・リッチ!』や『イン・ザ・ハイツ』といったヒット作を担当した監督のジョン・M・チュウは、この映像の中で次のように語っている。
「この映画に取り掛かったとき、どれだけのシーンを実際に生歌で撮影できるかは、確信が持てていませんでした。でも、彼女たちは世界最高の歌手なので、すべてのシーンで生歌で歌唱しているんです」
シンシア・エリヴォはこう説明する。
「私たちは生で歌うことを選びました。そうすることで、自分たちが発する言葉や互いとのつながりがより深まると思ったからです」
アリアナ・グランデもこう付け加えた。
「シンシアと私に迷いはありませんでした。お互いに“もちろん生で歌うでしょう”という感じでした」
また、この映画のサウンドトラックは、劇場公開日となる11月22日にあわせて発売となる。サウンドトラックは現在予約受付中で、CD、2LP、ピクチャーディスク仕様の限定盤2LP、デジタル配信でリリースされる。
1996年の小説と2003年のミュージカルを原作とする映画『ウィキッド』は、1900年に発売されたライマン・フランク・ボームの小説、そして1939年に映画化された『オズの魔法使』に登場する2人の魔女の物語を描いている。アリアナ・グランデが演じる“南の善い魔女”グリンダとシンシア・エリヴォが演じる“西の悪い魔女”エルファバは学生時代の友人だった。
また、二人の恋の相手となるフィエロはドラマ『ブリジャートン家』で有名となったジョナサン・ベイリーが演じ、シズ大学の学長マダム・モリブルには2023年アカデミー賞主演女優賞を獲得したミシェル・ヨー、オズの魔法使い役としてジェフ・ゴールドブラムなど豪華キャストが出演することも決定している。
特筆すべきは、この映画とサウンドトラックがブロードウェイ版の第1幕で使われている11曲全てをカバーしており、フィナーレは圧巻の「Defying Gravity」で締めくくられる点だ。特にヴォーカルが際立つ「The Wizard And I」や、アリアナ・グランデの軽快なソロ曲「Popular」が楽しめる。『Wicked: Part Two』は2025年に公開予定だ。
Written By Will Schube
『Wicked: The Soundtrack』
2024年11月22日発売
CD&LP / iTunes Store / Apple Music / Spotify
<収録曲>
1. 「No One Mourns the Wicked」Ariana Grande ft. Andy Nyman, Courtney Mae-Briggs, Jeff Goldblum, Sharon D. Clarke & Jenna Boyd
2.「Dear Old Shiz」Shiz University Choir ft. Ariana Grande
3.「The Wizard And I」Cynthia Erivo ft. Michelle Yeoh
4.「What Is This Feeling?」Ariana Grande & Cynthia Erivo
5. 「Something Bad」Peter Dinklage ft. Cynthia Erivo
6.「Dancing Through Life」Jonathan Bailey ft. Ariana Grande, Ethan Slater, Marissa Bode & Cynthia Erivo
7.「Popular」Ariana Grande
8.「I’m Not That Girl」Cynthia Erivo
9.「One Short Day」Cynthia Erivo & Ariana Grande
10.「A Sentimental Man」Jeff Goldblum
11.「Defying Gravity」Cynthia Erivo ft. Ariana Grande
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