ウィーザー、デビュー作“ブルー・アルバム”30周年を記念した北米ツアーを発表
ウィーザー(Weezer)が、“ブルー・アルバム”として知られる、バンドのキャリアを決定づけたセルフタイトルのデビュー作『Weezer』の30周年を記念した大規模な北米ツアーを発表した。
Live Nationがプロデュースするこのアニバーサリー・ツアーでは、アルバム『Weezer』の全曲ほか、ファンの人気曲やレア曲なども演奏される予定だ。また同ツアーのサポートアクトとして、ザ・フレーミング・リップスとダイナソーJr.の出演も決定している。
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現地時間3月15日スタートするチケットの一般発売に先駆けて、バンドのメーリング・リストに登録したファンを対象に、現地時間3月13日からプリセールが行われている。全てのチケットはバンドのウェブサイトで購入可能だ。
このツアーとは別に、バンドは現地時間3月15日にロサンゼルスのLodge Roomで、キアヌ・リーブスがベーシストを務めるDogstarをサポートアクトに迎えたスペシャル・アニバーサリー・イベントを開催することも発表している。
このスペシャル・イベントは、1992年3月、ハリウッドのRaji’sで行われたウィーザーの初ライヴ(思いがけない展開でDogstarのオープニングアクトを務めることになった)を記念するもので、“Weezer”というバンド名は、当時のライヴのブッキング担当者との会話の中で生まれた。当日、彼らはスペシャル・ゲストを迎え、“ブルー・アルバム”を最初から最後まで演奏する予定だ。
1990年代の文化的試金石である『Weezer(ブルー・アルバム)』は、過去30年間の音楽界において確固たる地位を獲得しており、初心者リスナーにとっては音楽への入門盤となっている。「Buddy Holly」や「Say It Ain’t So」といった代表曲は、何億ものストリーミング再生数を記録し、テレビ番組や映画で数え切れないほど使用されてきた。
今回のアニバーサリー・ツアーは、2024年9月4日、ミネソタ州セントポールのエクセル・エナジー・センター公演を皮切りに開幕し、トロント、ボストン、ニューヨーク、ナッシュビル、ワシントンD.C.など北米主要都市を巡り、10月11日に、彼らがライヴ・デビューを飾ったカリフォルニア州ロサンゼルスへと戻り、イングルウッドのインテュイット・ドームで壮大なフィナーレを迎える予定だ。ツアーの全行程はこちらよりご覧いただける。
Written By Will Schube
ウィーザー『Weezer』
1994年5月10日
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