ウィーザーが米人気TV番組で“ブルー・アルバム”の30周年をお祝い。「Say It Ain’t So」披露

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Photo: Scott Legato/Getty Images

ウィーザー(Weezer)が米人気TV番組“ケリー・クラークソン・ショー”に出演し、通称“ブルー・アルバム”として知られるバンドのセルフタイトル『Weezer』のデビュー作の30周年を祝った。

1994年5月10日にリリースされた“ブルー・アルバム”は、ザ・カーズのリック・オケイセックがプロデュースを手掛け、「Buddy Holly」「Undone-The Sweater Song」「Say It Ain’t So」などのヒット・シングルを収録している。

ウィーザーは、ケリー・クラークソンと同番組のハウス・バンドであるマイ・バンド・ヤオールと共に、番組のレギュラー・コーナー“ケリーオケ(カラオケにかけて)”の特別版で「Say It Ain’t So」のパフォーマンス披露。

ウィーザーがギターをかき鳴らす中、ケリー・クラークソンとヴォーカルのリヴァース・クオモが歌詞を歌い交わした。ケリーはパフォーマンス終了後に、「文字通り、今までの人生で初めて(自分のことを)カッコいいと思えたわ」とウィーザーとの初共演の感想を興奮気味に語っている。

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リヴァースとパトリック・ウィルソンはその後、ケリー・クラークソンとこの日のトーク・ゲスト、ブルック・シールズと対談し、“ブルー・アルバム”の30周年や彼らの最新北米ツアー “Voyage to the Blue Planet”について語った。

ケリーは、何年も前に観たウィーザーのコンサートを振り返り、「本当に素晴らしいライヴだった。心底そう思ったの」と当時の感動を語り、ブルック・シールズはアルバムの発売当時、朝スタジオに向かう車の中でウィーザーの曲を聴いていたことを懐かしく思い出し、感傷的になった。ウィーザーはまた、バンド名の由来やキャリア初期の影響、キアヌ・リーブスのバンド、ドッグスターのオープニングを飾った最初のライヴについても語った。

その他にもこのトーク・コーナーでは、彼らがプレイしているというスポーツ“ピックルボール”についてや、ブルック・シールズとリヴァースが出演経験を持つミュージカル『グリース』でのそれぞれの演技についても触れられている。ケリー・クラークソンは、終始笑いを交えながら「文字通り、今までで一番お気に入りのゲストです」と彼らを紹介した。

その他の関連ニュースとして、名曲のミュージック・ビデオの舞台裏を紹介する“Vevo Footnotes”シリーズの最新エピソードで、「Buddy Holly」のミュージックビデオが取り上げられている。同エピソードでは、スパイク・ジョーンズが監督を務め、70年代にアメリカで放送されていた人気コメディ・ドラマ「Happy Days」に出演したバンドの実際のパフォーマンス映像が使われている「Buddy Holly」ミュージック・ビデオの舞台裏が紹介されている。

Written By Sam Armstrong



ウィーザー『Weezer』
1994年5月10日
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