ザ・ウィークエンド「Save Your Tears」が2021年世界で最も売れたシングルに

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The Weeknd - Photo: Kevin C. Cox/Getty Images

国際レコード産業連盟(IFPI)は、ザ・ウィークエンドが、2020年の「Blinding Lights」に続き、「Save Your Tears」で、2021年の“IFPIグローバル・デジタル・シングル・アワード” を受賞したことを発表し、2年連続で同賞を受賞した初のアーティストとなった。

同賞は、単曲のダウンロード、有料配信サービスと広告付き無料配信サービスの両プラットフォームでのストリーミング数を含む、全デジタルフォーマットにおいて、その年に世界で最も売れた(聴かれた)シングルを贈られるものだ。今年のTOP10は以下の通り。

1. The Weeknd – Save Your Tears
2. The Kid LAROI & Justin Bieber – STAY
3. Dua Lipa  – Levitating
4. BTS – Butter
5. Olivia Rodrigo – drivers license
6. Justin Bieber – Peaches feat. Daniel Caesar, Giveon
7. The Weeknd – Blinding Lights
8. Olivia Rodrigo – good 4 u
9. Lil Nas X – MONTERO (Call Me By Your Name)
10. Ed Sheeran – Bad Habits

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IFPIの最高責任者であるフランシス・ムーアは、次のように述べている。

「ザ・ウィークエンドにとって昨年もまた素晴らしい1年となり、‘Save Your Tears’は紛れもなく世界で最も愛されている曲の1つです。2年連続で“グローバル・デジタル・シングル・オブ・ザ・イヤー”を受賞するという快挙を成し遂げたザ・ウィークエンドと彼のチームの皆さんに大きな祝福を送りたいと思います」

ザ・ウィークエンドの4作目のスタジオ・アルバム『After Hours』からの4枚目のシングルとして、2020年8月にリリースされた「Save Your Tears」は、全米をはじめ世界各国のチャートで1位を獲得し、3大陸にまたがる14カ国でプラチナ認定されている。

IFPIによると、「Save Your Tears」は、全世界で21億5,000万回相当のサブスクリプション・ストリーミング数を記録している他、昨年トップに輝いた「Blinding Lights」もまた、その人気を維持し、今年のランキングで7位を獲得している。

2021年のデジタル売上ランキングの次点は、オーストラリア出身のラッパー、ザ・キッド・ラロイとジャスティン・ビーバーのコラボ曲「Stay」で、全世界で20億7,000万相当のサブスクリプション・ストリーミング数を記録。その他TOP5は、3位のデュア・リパ「Levitating」、4位のBTS「Butter」、5位のオリヴィア・ロドリゴ「Drivers License」という結果に。

尚、先週2月24日(木)、BTSが今年の“IFPI グローバル・レコーディング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー”を受賞することが発表され、現地時間3月1日(火)には、“IFPI グローバル・アルバム・オブ・ザ・イヤー”の受賞者が発表される予定だ。

Written By Paul Sexton




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