サラーム・レミが手掛けたマーヴィン・ゲイ「Save The Children」REMIXのアニメMVが公開
今年4月、マーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)の名盤『What’s Going On』発売50周年を記念して、フリーランス向けオンライン・マーケットプレイス“Fiverr”とユニバーサル ミュージック エンタープライズが、サラーム・レミが手掛けた「Save The Children」リミックスのミュージック・ビデオ制作のためにアニメーション・キャラクターを、Fiverr上で募集。
この度、このコンテストの入賞者たちによるキャラクターが登場する新たなミュージック・ビデオが初公開された。このビデオでは、雑誌の切り抜きを貼り合わせたコラージュのようなアートワークから、童話の絵本のような作品まで、バラエティ豊かなアニメーションが展開され、「Save The Children」を収録したアルバム『What’s Going On』のジャケット写真に登場するマーヴィン・ゲイがさまざまなスタイルで描かれている。
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「Save the Children」を含め、サラーム・レミによるマーヴィン・ゲイのリミックスなどを収録した2021年のEP『Save The World Remix Suite』には、その他にも「Sad Tomorrows」のリ・イマジネーション・ヴァージョン、「Flying High (In the Friendly Sky)」の初期ヴァージョン、ホリデイ・ソング「I Want to Come Home for Christmas」、「Sad Tomorrows」のセッションで録音された未発表インストルメンタル曲「No Need」も収録されている。
サラーム・レミは同リミックス音発表時に次のように述べていた。
「マーヴィン・ゲイは、私が最も好きなアーティストであり、彼の70年代のアルバムは比類なき作品ばかりです。“What’s Going On”というアルバムに向き合い、その隣に並ぶリミックスを手掛けることができたのは光栄なことです。まさに夢のようでした。LoveLiveMPG」
マーヴィン・ゲイのキャリアにおいて最も重要な作品のひとつとして知られ、貧困や人種差別、環境危機といった様々な社会政治的な問題を提起する不朽の名曲を収録したアルバム『What’s Going On』の発売50周年を記念して、今年4月には、4つの貴重な初アナログ化音源に加え、アルバム収録曲の未発表ストリップド・ダウン・ヴァージョンを収録した特別仕様のアナログ盤が再発された。
同アナログ盤には、収録曲の歌詞を記載したリリック・シートやジャケット写真のフォト・セッションで撮影された貴重な写真、編曲家であるデビッド・ヴァン・デ・ピッテのレガシーを称えるエッセイが付属している。
Written By Tatiana Tenreyro
2021年11月19日発売
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2LP / ハイレゾCD / iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music
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