スティーヴ・ペリー、約25年ぶりのソロ・アルバムより約25年ぶり出演したミュージック・ビデオが公開
人気老舗ロック・バンド、ジャーニーの歴代ヴォーカリストの中でも一際存在感を放ち、在籍中には「Don’t Stop Believin’」「Open Arms」「Any Way You Want It(お気に召すまま)」、ソロでは「Oh Sherrie」といった数々の大ヒット曲を世に送り出したスティーヴ・ペリー。彼が昨年、約25年ぶり発売したソロ作『Traces』から、同じく約25年ぶりに自ら出演したミュージック・ビデオ「We’re Still Here」を公開した。
昨年リリースした最新アルバム『Traces』のプロモーションのためにいくつかのライヴ・パフォーマンス・ビデオは公開されていたが、今回公開となったのは「We’re Still Here」のミュージック・ビデオ。このビデオはソロとしては1994年の楽曲「Missing You」以来となるミュージック・ビデオとなる。(バンドとしては1996年ジャーニー「When You Love A Woman」以来)
ミリアム・サントス監督によるネオ・ノワール風のクリップは、ペリーが黒く輝く70年代のシボレー・シェベルに乗りハリウッドの通りを走る姿を捉えている。これは本楽曲をカナダ人のプロデューサー/ソングライターのブライアン・ウエストと共作しようとインスパイアされたときの情景と重なっているとのこと。
ペリーは「We’re Still Here」の背後にある物語を語る。「ブライアンと私は曲を書き始めたばかりで、スタジオ内外で曲を書いていたんだ。休憩をとって夕食を取るとき、き、僕はちょうどこの辺の場所に行ったんだ。すごく久しぶりのハリウッドで、サンセット通りやハリウッド通りとヴァイン通りの交差点などを歩き回った。そんな時16歳や17歳の若者たちが走り回っているのを見たんだ。そして、これらの子供たちを通して私は親密さとなつかしさを感じたのさ。僕たちはまだここで同じことをしているのだなと」。
スティーヴ・ペリーは2019年3月15日にこれまでのアルバムに5曲追加収録した『Traces』のデラックス盤をデジタルと輸入盤CD、輸入盤LPでリリースした。本楽曲ももちろん収録されている。
スティーヴ・ペリー『Traces』
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