ラムシュタイン、全英3位&独最高売り上げを記録した新作から「Ausländer」のMV公開

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ラムシュタインがヨルン・ハイトマン監督による、新たなシングル「Ausländer」のミュージック・ビデオを公開した。

「Ausländer」は、ラムシュタインがイギリスではスパインファーム・レコードから、アメリカではキャロライン・インターナショナルからリリースした最新アルバムからの3作目のミュージック・ビデオとなる。今作からはすでに「Deutschland」と「Radio」のミュージック・ビデオが公開されていた。

独“メタル・ハマー”誌は、つい先日2009年の『Liebe ist für alle da』以来となるこの新作の全曲解説を掲載しており、ドイツ語で“外国人”の意味を持つ「Ausländer」については、「まるで一風変わったなユーロビジョン・ソング・コンテストの参加者のような、場違いではないものの、精神錯乱を誘発するクラブ向きな1曲である。この曲のビデオはユーモア溢れるものになりつつ、ライヴでは間違いなく盛り上がる1曲になりそうだ。あからさまに安っぽく打ち込まれるキーボードは、同じくノイエ・ドイチェ・ヘァテ系バンドであるウームフ!のサウンドを思わせる」と説明している。

オルセン・インヴォルティーニがプロデュースを務める今作は、アメリカ人プロデュサーで過去にミューズやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、フランツ・フェルディナンド他、多くのバンドを手掛けてきたリッチ・コスティがカリフォルニア州サンタモニカのスタジオでミックスしている。

以前にuDiscoverでお伝えした通り、ラムシュタインの新作は全英アルバム・チャートで初登場3位を獲得し、ドイツ語で歌うバンドとしては、史上初の全英TOP10入りを達成した。

一方本国ドイツでは、今作の成功がバンドのTOP10記録を引き伸ばし、ドイツにおけるロック・アルバムの発売初週セールスとしては史上最高となる26.5万枚超えを記録した。新たな11曲を収録した今作は、ラムシュタインにとってドイツでの10枚目のNo1.アルバムとなり、この記事を書いている現時点で、ドイツのTOP100チャートに彼らのアルバムが8作品もランクインしている。

バンドのスタジアム&アリーナ・ツアーは、5月27日(月)にドイツのゲルゼンキルヘンから始まり、8月23日にオーストリアのウイーンで閉幕する予定だ。

Written By Tim Peacock



ラムシュタイン
発売日:2019年5月17日
https://umj.lnk.to/RAMMSTEIN_Album


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