中国大手レーベル“Modern Sky”がUMGとの戦略的パートナーシップを発表
ユニバーサル ミュージック グループ(UMG)は、中国の大手音楽レーベル“Modern Sky(摩登天空)”との新たなパートナーシップを締結したことを発表した。
この提携により、New Pants、Re-TROS、Second Hand Rose、Miserable Faith、Xie Tianxiao、Wutiaoren、Sound Fragment、Ma Di、Tizzy T、Supermarket、Glamorous Pharmacy、The Dada、MRSEATURTULE、Mosaic、Queen Sea Big Sharkといった現在Modern Skyに所属する150組のアーティストの楽曲がUMGの世界的な配信ネットワークに追加される。
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1997年に設立されたModern Skyは、2008年に中国初の大規模野外音楽フェス<ストロベリー・ミュージック・フェスティバル>を初開催した。同フェスティバルは、以降多くの都市へと拡大し、2025年には東京での開催が予定されている。
2014年にニューヨークのセントラルパークで初の国際フェスティバルを開催し、現在では年間30以上の音楽フェスティバルや中国全土で1,000以上の公演を主催しているModern Skyは、現在ニューヨーク、リヴァプール、東京に支社を構えている。
UMGグレーター・チャイナの会長兼CEOであるティモシー・シュー(Timothy Xu)は、この戦略的パートナーシップについて次のように説明している。
「中国の音楽を世界に広めるだけでなく、今日の中国の若い世代を特徴づける独自のエネルギーと創造性を浮き彫りにするものです。このパートナーシップを通じて、中国音楽が今日の文化的対話に果たす役割を祝い、彼らのヴォイスをグローバルな舞台で響かせることを目指していきます」
また、Modern Skyの創業者兼CEOであるシェン・リーホイ(Shen Lihui)はこう述べている。
「このコラボレーションを通じて、中国の独自性あふれる一面を世界に届け、中国の若者が持つユニークなエネルギーと文化的深みを世界中のオーディエンスに体感してもらえることをとても嬉しく思います」
Written By Sam Armstrong