ウクライナ支援を求める“Stand Up For Ukraine”キャンペーンにU2、ビリー、マドンナらが参加

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U2 - Photo: Chung Sung-Jun/Getty Images

U2のボノとジ・エッジ、ビリー・アイリッシュ、マドンナ、ボン・ジョヴィ、ケイシー・マスグレイヴス、ブルース・スプリングスティーンら音楽界のスターたちが、米時間4月9日にSNSやネット上で行われたグローバル・シチズン主催によるウクライナへの支援のためのキャンペーン“Stand Up For Ukraine”に参加し、ロシアによるウクライナの軍事侵攻が続く中、世界の指導者や企業のリーダーたちに避難民への資金確保や援助を呼びかけた。グローバル・シチズンのインパクト・レポートによると、同イベントを通じて、総額 101億ドル(約1兆2,209億円)以上の助成金や融資が約束されたという。

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上記のアーティストに加え、ザ・ウィークエンド、テーム・インパラ、デミ・ロヴァート、フィニアス、エルトン・ジョン、ジョン・バティステ、ケイティ・ペリー、セリーヌ・ディオン、ガース・ブルックス、ウィーザー、フォール・アウト・ボーイ、ジョナス・ブラザーズ、ルイス・フォンシ、アーロ・パーク、 リオン・ブリッジズ、シャロン&オジー・オズボーン夫妻、カマラ・ハリス米副大統領など、様々なミュージシャンや政治指導者たちが参加した同イベントの中でも、最も感動的だったのは、ボノとザ・エッジが、2000年に発表した「Walk On」の歌詞を現在ウクライナで起こっている出来事にあわせてアップデートし披露したアコースティック・パフォーマンスだろう。

U2は声明で次のように述べている。

「ウクライナの勇敢な人々は、あまりにひどい暴力と不当な侵略に直面しながら、彼らの、そして私たちの自由のために戦っています。女性や子供を中心に、400万人以上が命からがら逃げ出さなければならない状況にあります。これはアイルランドの人口とほぼ同じです。世界のリーダーたちは今こそ立ち上がり、ウクライナの人々に寄り添わなければなりません」

一方、ビリー・アイリッシュは、2作目のアルバム『Happier Than Ever』からのシングル「Your Power」のライヴ映像を公開し、こう訴えた。

「世界のリーダーたちへ、何百万人もの人々がウクライナから避難しています。この呼び掛けに応え、世界中の避難民を支援するために直ちに行動を起こしていただくことが必要です」

ケイシー・マスグレイヴス、ブルース・スプリングスティーンらもまた支援を求めるメッセージを寄せている。ケイシー・マスグレイヴスはこう述べている。

「ウクライナの危機は、援助団体が深刻な資金不足に陥り、苦境に立たされている中で起こっています。避難民は尊厳を持って扱われるべきなのです」

“Stand Up For Ukraine”キャンペーン関する詳しい情報は、グローバル・シチズンの公式サイトでご覧いただける。

Written By Rhian Daly



 

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