ザ・フー、コロナ禍で苦しむチャリティ団体支援のため6週に渡ってYouTubeで過去のライブ映像を公開

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The Who at Shea Stadium in 1982. Photo: Ebet Roberts/Redferns

ザ・フー(The Who)は、今週末から6週間に渡って、彼らの壮大なライブの歴史を祝うYouTubeプレミア・シリーズ「Join Together @ Home」を開始することを発表した。第1弾は日本時間2020年8月9日午前2時からYouTubeでプレミア公開され、約1週間アーカイブでも視聴可能となる。それぞれの映像はデジタルでは初配信となり、ミニ・ビデオやスペシャル・スクリーンの映像も配信も予定される。視聴は下記のYouTubeから。

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日本時間、日曜日午前2時から配信される第1回の映像には、1982年にニューヨークのシェア・スタジアムで行われたライヴから5曲がYouTubeで公開される。視聴は無料だが、チャリティ団体Teenage Cancer Trust(英国)とTeen Cancer America(米国)に寄付をすることが推奨されており、専用ページのリンクから寄付することができる。

ロジャー・ダルトリーは両チャリティ団体の後援者であり、音楽パートナーであるピート・タウンゼントと共に、英国と米国で、がんに苦しむ若者を支援するための意識向上と資金調達の両面で、たゆまぬ努力をしてきた。ロジャーは、過去20年にわたりロイヤル・アルバート・ホールで毎年開催されているTeenage Cancer Trustの注目すべき音楽とコメディのコンサートも支援している。

英国を拠点とするTeenage Cancer Trustは常に音楽業界からの支援を受けてきたが、一般からの寄付金にも頼っており、新型コロナウイルスの発生以来、多くの慈善団体と同様に収益面にて深刻な打撃を受けている。今年は収入が半分になると推定されており、この両団体は最前線のサービスを維持するために500万ポンド(約7億円)を調達する必要があり、「Join Together @ Home」のようなイベントは、さらに重要になってくる。

新型コロナウイルス蔓延を受けて米国を拠点とするTeen Cancer Americaの資金調達イベントもキャンセルされ、Teenage Cancer Trustと同じく資金不足に直面している。アメリカでは毎年約9万人の青少年と若年成人ががんの診断を受けているため、寄付はがんに苦しむ10代の若者と若年成人の生活を改善し続けている。

Written By Paul Sexton




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