ザ・ウィークエンド、新曲“Take My Breath”をMVと同時公開。“Blinding Lights”とほぼ同じ制作陣で挑む
ザ・ウィークエンド(The Weeknd)が、近日発売予定のアルバムからの第一弾シングル「Take My Breath」を2021年8月6日に発売した。作曲はウィークエンド本人と、マックス・マーティン、オスカー・ホルター、ベリー(アーマド・バルシェ)が担当。プロデュースはベリー以外の3人が行うという大ヒット曲「Blinding Lights」とほぼ同じ布陣となっている。
この曲のリリースに合わせて、Cliquaが監督したミュージック・ビデオも公開となった。
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ザ・ウィークエンドは、先週の日曜日に公開した予告編を皮切りに、さまざまなツイートで新曲を予告。また、月曜日の朝、雑誌「GQ」が初となる世界共通のカバーストーリーと特集を掲載することを発表し、その記念すべき第1弾の表紙にザ・ウィークエンドが登場した(*日本でも8月25日に発売)。
さらに同日、ザ・ウィークエンドは、アメリカ女子陸上チームが出演する米テレビ局NBCのオリンピック番組「Prime Time Show」の中で、「Take My Breath」の一部と発売日を公開していた。
「Take My Breath」は、2020年3月にリリースされ、高い評価を得たアルバム『After Hours』のリリース以降、ザ・ウィークエンド初となるオリジナルの新曲となる。『After Hours』は、ザ・ウィークエンドにとって4作目の全米No.1アルバムとなり、トータルで157億回以上のストリーミングを記録し、米レコード協会RIAAからダブル・プラチナ認定を受けている。また、アメリカ以外にも、カナダや英国を含む20カ国でチャートのトップを獲得した。
『GQ』の中で、編集者のマーク・アンソニー・グリーンはザ・ウィークエンドの新曲について「彼がこれまでに発表した中で最高のプロジェクトになるだろう」と語っている。
「(ザ・ウィークエンドの新曲を聞いた後、)他に聴けるものを探すのはほぼ不可能になった。他のすべてがソフトに聞こえた。あるいは、グルーヴ感が足りない。または、幸せすぎると感じました。あるいは悲しすぎる。これはザ・ウィークエンドがずっと作りたかったアルバムというだけでなく、我々がずっと彼に作ってほしいと思っていたアルバムだ」
「ザ・ウィークエンドの新曲は、大型トラック車のようにスタジオを襲った。この新プロジェクトには、パーティーレコードが詰まっている。本当の意味での、床に白いタイルを敷いたようなパーティーレコードだ。クインシー・ジョーンズとジョルジオ・モロダーが出会って、人生で最高の夜を過ごしたようなパーティーレコードだ。時代錯誤のディスコ系ではない。そのようなレトロなものは、ポップミュージックの世界で今や流行りものだが、ウィークエンドの新作は全く新しいものだ。汗まみれで、ハードで、スーツを着て、女の子や夢見る男の子にすり寄るパーティーレコードだ」
Written By uDiscover Team
ザ・ウィークエンド「Take My Breath」
2021年8月6日発売
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