ザ・ウィークエンドの新作アルバム『After Hours』が3月20日に発売。6分の新曲も公開
メランコリックでエモーショナル、唯一無二の音楽性で世界を魅了し、グラミー賞3度受賞を誇るR&Bスーパースター、ザ・ウィークエンド。2018年12月の初来日公演も記憶に新しい彼が、オリジナル・アルバムとしては2016年の『Starboy』以来となるオリジナル・アルバム『After Hours』を2020年3月20日にリリースすることを発表した。
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この発表と同時に、アルバムのタイトル曲である6分越えのシングル「After Hours」も先行リリース。この曲は今までのザ・ウィークエンドのサウンドを更に進化させたアンビエントな要素が打ち出され、ASMR的なノイズも随所にちりばめられるなど、聴覚から人間の本能を刺激する革新的なサウンド・アプローチを見せている。
また、プレオーダーと同時にアルバム『After Hours』のジャケットも公開されたが、これは顔面血まみれのザ・ウィークエンドが大写しになった衝撃的なアートワーク。先行シングルの「Heartless」や「Blinding Lights」のミュージック・ビデオでも、従来のザ・ウィークエンドのイメージを覆すような大きなアフロ・ヘア―&ド派手なジャケットで度肝を抜いていたが、今回のジャケット・アートワークもシーンに大きな衝撃を与えそうだ。
アルバムに先行して2019年12月に突如リリースされた2曲のシングル「Heartless」と「Blinding Lights」は世界的な大ヒットを記録。「Heartless」はリリース直後に、「The Hills」「Can’t Feel My Face」「Starboy」に続く自身4曲目の全米シングル・チャート1位に輝くと、2020年に入ると「Blinding Lights」が自身初の全英シングル・チャート1位に輝いた。「Blinding Lights」はメルセデス・ベンツが昨年発表した電気自動車=EQCのグローバル・キャンペーン・ソングに起用されており、そのCMにはザ・ウィークエンド本人も出演していることも話題となった。
ザ・ウィークエンド『After Hours』
2020年3月20日発売
CD&LP / iTunes /Apple Music
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