ザ・ウィークエンド、カナダ版グラミー賞ことジュノー賞で最優秀アーティストなど最多5部門を受賞

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The Weeknd – Photo: Frazer Harrison/WireImage

カナダ版グラミー賞と呼ばれる今年のジュノー賞(Juno Awards)の授賞式が現地時間2023年3月11日と3月13日、カナダアルバータ州のエドモントン・コンベンション・センターで開催され、今年は会場に姿を現さなかったザ・ウィークエンド(The Weeknd)が、ノミネート6部門のうち、最優秀アーティストをはじめ、最優秀ソングライター、最優秀シングル(「Sacrifice」)、最優秀アルバム(『Dawn FM』)、最優秀ポップ・アルバム(『Dawn FM』)の最多5部門に輝いた。

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史上2位記録

ジュノー賞は、毎年カナダの音楽業界において優れた作品を創り上げたクリエイターたちの功績を讃えるもので、前夜祭(オープニング・ナイト・アワード)と授賞式の2夜にわたって開催される。

これにより、ザ・ウィークエンドは、ブライアン・アダムスと並び、ジュノー賞史上2番目に多い21度目の受賞アーティストとなった。現在の最多記録保持者はアン・マレーで、25度の受賞を果たしている。

ライヴ・アルバムと長編映画

今月初め、ザ・ウィークエンドは、自身初のライヴ・アルバム『Live At SoFi Stadium』を全世界同時配信リリースした。今年2月に全米で初放送された同名のコンサート特番に付随するこのアルバムは、昨年末、ロサンゼルスのSoFiスタジアムで2日にわたって開催された2日目の公演を収録したもので、タイ・ダラー・サインがゲストで登場した「Oh Nah」など全31曲のパフォーマンスを収録している。

また、ザ・ウィークエンドことエイベル・テスティファイは、トレイ・エドワード・シュルツが監督を務め、Netflixの人気ドラマシリーズ『ウェンズデー』で一躍注目を集めたジェナ・オルテガやアイルランド出身の俳優バリー・コーガンらが出演するタイトル未定の新作映画で長編俳優デビューすることも決まっている。ザ・ウィークエンドが、監督のトレイ・エドワード・シュルツとレザ・ファヒムと共同脚本を手掛ける今作では、これまでも頻繁にコラボレーションしてきた作曲家兼プロデューサーのワンオートリックス・ポイント・ネヴァー(別名ダニエル・ロパティン)を起用s、映画のスコアを共同制作する予定だ。

Written By Rhian Daly



ザ・ウィークエンド『Live At SoFi Stadium』

2023年3月3日発売
iTunes Store  / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music


ザ・ウィークエンド『dawn FM』
2022年1月7日発売
国内盤CD / LPiTunes Store  / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music



 

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