ザ・ウィークエンドが2022年の大規模なツアーを夏へ延期。会場もアリーナからスタジアムへ変更
ザ・ウィークエンド(The Weeknd)は、2022年に計画中の大規模な最新ツアー“The After Hours Tour”の開幕を同年1月から夏へと延期し、コンサート会場も当初予定していたアリーナからスタジアムへと大きくすることを発表した。現在では、北米、ヨーロッパ、南米、アジア、オーストラリア、アフリカ、中東で行うことが告知されており、会場などの詳細は後日明かされる。
彼は声明の中で「アリーナには制約があり、より多くの公演を求める声もあったため、より大規模で特別な内容にするためにスタジアムである必要がありました」と述べている。元々のチケット保有者には自動的に返金され、近日発表予定の新たな公演のチケットを優先的に購入することができる。
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今月初め、ザ・ウィークエンドは、自身がホストを務めるApple Music 1のラジオ番組“Memento Mori”にて、高い評価を獲得した2020年のアルバム『After Hours』に続くニュー・アルバムの進捗状況を次のようの語っていた。
「唯一欠けているのは、物語の鍵を握る登場人物です。僕にとって身近で大切な人たち、子供の頃の僕の人生に影響を与えた人たち、そして今の僕にインスピレーションを与えてくれる人たち。この先数ヶ月で見えてくると思います」
また彼は、同番組の中で、ニュー・アルバムの発売に先駆けて、今後数ヶ月の間に“エキサイティングな特集”が組まれることを予告している他、ここ最近同番組のホストを務めることができなかった理由として、新たな時代に向けての準備など「たくさんのことが起こっている」と説明し、こう語った。
「新しい家にも落ち着いて、ビデオの撮影をしたり、新たなプロジェクトに向けての準備や、また別のプロジェクトの音楽を制作したり、同時に理性を失ってしまわないように自分の時間も大切にしています」
今年8月には、自身のSNSで「夜明けはやってくる」と予告後、アルバム『After Hours』以来の新曲で、マックス・マーティンとの共作・共同プロデュースした「Take My Breath」を発表していた。
Written By Will Schube
ザ・ウィークエンド「Take My Breath」
2021年8月6日発売
iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music
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