フジロックで来日するザ・キラーズの代表曲が二つのギネス世界記録に認定

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Cover: Courtesy of Island Records

<FUJI ROCK FESTIVAL ’24>初日のヘッドライナーに決定したザ・キラーズ(The Killers)の「Mr. Brightside」が、7月4日付の全英シングル・チャートで416週目のランクインを果たし、1グループによる最長記録と単曲の最多累積週数(約8年)という二つのギネス世界記録に認定された。

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ザ・キラーズのフロントマン、ブランドン・フラワーズはギネス・ワールド・レコーズにこう語っている。

「この曲は僕たちにとっていまだに魅力的です。それを理解できない人もいると思いますが、ライヴで見ると反応がわかるんです。この曲に感動したり、興奮したりしないのは難しいですし、今夜もこの曲をライヴで観たことがない人もいるでしょうし、45回くらい観たことがある人もいるでしょう。そして、僕たちはこの曲に飽きることはありません」

ラスベガス出身のザ・キラーズは、もともとイギリスのインディーズ・レーベル“Lizard King”に見いだされ、契約を獲得し、瞬く間に大西洋の向こう側でブレイクを果たしていった。「Mr. Brightside」は2003年に500枚限定のシングルCDでリリース後、2004年のアルバム『Hot Fuss』に収録され、全米と全英で10位を記録。

今年初め、オアシスの「Wonderwall」を抜き、全英1位未獲得の最も成功したシングルとなった「Mr. Brightside」は、全英チャートで約8年間ランクインした後、英国におけるユニット(売上とストリーミング)を合算した歴代トップ3シングルの1つとして高く評価され、最もストリーミングされた曲リストでもトップ5入りしている。

また今月初め、ザ・キラーズは“SoundExchange Hall of Fame Award”を受賞し、同団体の21年の歴史の中で最もストリーミングされたアーティストの一組に認定された。バンドは先日、イギリスとヨーロッパでの大規模なツアーの一環として、ロンドンのO2アリーナでの6日間公演を終えており、現地時間7月10日にO2アリーナで行われた公演では、サッカー<UEFAユーロ2024>の準決勝イングランド対オランダ戦の試合終盤を放送するためにライヴを一時中断。イングランドが勝利すると、バンドは「Mr. Brightside」の演奏を始め、ファンに忘れられない瞬間を贈った

今年8月、ザ・キラーズは、ロラパルーザ、アウトサイド・ランズ、オーシャンズ・コーリング・フェスティバルに出演するためアメリカに戻ってくる。現地時間8月14日から8月30日には、地元ラスベガスのザ・コロシアム・アット・シーザーズ・パレスで『Hot Fuss』20周年を祝うレジデンシー公演を行う予定だ。

Written By Sam Armstrong


ザ・キラーズ「FUJI ROCK FESTIVAL’24」予習用プレイリスト

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