ザ・キラーズがブランドン・フラワーズの自宅トイレで行った新曲「Caution」パフォーマンス映像公開

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ザ・キラーズのフロントマン、ブランドン・フラワーズとドラマーのロニー・ヴァヌッチ・ジュニアが、深夜の人気TV番組『Jimmy Kimmel Live!』の司会でお馴染みのジミー・キメルが新型コロナウィルス感染拡大を受けての自宅隔離期間中に自身のインスタグラムから発信している日刊エピソード動画“隔離中の短編モノローグ”に登場し、5月29日にリリース予定の彼らのニュー・アルバム『Imploding The Mirage』からの最新シングル「Caution」をユニークな場所でパフォーマンスしている。

 

ブランドン・フラワーズのユタ州にある自宅の“無菌空間”(トイレ)で行われたこの新曲のパフォーマンスでは、ブランドンがキーボードとヴォーカルを務め、ロニー・ヴァヌッチ・ジュニアがアコースティック・ギターを演奏している。

また、ブランドン・フラワーズはバンドの公式ツイッターに、彼らの2003年のヒット曲「Mr. Brightside」を歌いながら手洗いする30秒間の動画を投稿していた。

ジミー・キメルの地元でもあるラスベガス出身のブランドン・フラワーズとロニー・ヴァヌッチ・ジュニアは、彼らの新曲パフォーマンスに加えて、ラスベガスのメイン通り“ラスベガス・ストリップ”を象徴する色鮮やかなネオンライトが新型コロナウィルスの影響により、現在街から消えているという驚くべき事実を明かし、ブランドン・フラワーズは過去に一度だけ同じ経験をしたことがあると振り返っている。「(フランク・)シナトラが亡くなった時、黙祷を捧げるために1分間くらい街中のライトが消えたことがあったのを覚えています。あれは一大事でしたから」

ザ・キラーズの2人は、この動画の視聴者に対して、全米バーテンダー組合による、サービス産業の従事者たちの安定と健康を支援するためのチャリティ組織“バーテンダー緊急支援プログラム”への寄付を呼び掛けた。自身の母親が長年ラスベガスのシーザーズ・パレスでカクテルバーのウェイトレスとして、父親がバーテンダーとして働いていたというロニー・ヴァヌッチ・ジュニアは、「街が封鎖されてしまっている今、日頃チップや賄いで生計を立てているサービス産業で働く人々のことを考えています」と語った。

ザ・キラーズは3月20日に新曲「Caution」のミュージック・ビデオを公開している。同ビデオでは、バンドのライヴ演奏シーンと共に、彼らが監督のシング・リーと共同制作したショート・フィルムの映像が断片的に展開されていく。このショート・フィルムの全編は、アルバム『Imploding The Mirage』発売にあわせてApple Musicで近日公開される予定だ。

 

Written By Sophie Smith



ザ・キラーズ『Imploding The Mirage』
2020年5月29日発売
CD / iTunes/ Apple Music




 

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