ビートルズの赤盤、青盤は全米でも売上好調。全英1位獲得の「Now and Then」は様々な記録を更新

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The Beatles - Photo: Bruce McBroom / © Apple Corps Ltd.

2023年11月10日に再発されたザ・ビートルズのベスト・アルバム『The Beatles 1962-1966』(通称:赤盤)と『The Beatles 1967-1970』(通称:青盤)が、米ビルボードのトップ・アルバム・セールス・チャート(11月25日付)でそれぞれ6位と5位を記録した。

同チャートを集計するLuminate Data LLCによると、11月16日までの1週間の全米での売上は2.2万枚(赤盤)と2.4万枚(青盤)で、両アルバムとも1994年12月24日で終わる週に3.7万枚、4万枚を売り上げて以来、最大の週間売上となった。

赤盤、青盤の新たなリリースは、世界中のあらゆる年齢層のリスナーを、生涯のビートルズ・ファンへと導いている。

2023年エディションとして拡張されたこの新たなコレクションは、ザ・ビートルズの最初のシングル 「Love Me Do」から最後のシングル「Now And Then」まで、75曲の傑出した楽曲で構成されている。新たに追加された21曲(『赤盤』には12曲、『青盤』には9曲)は、ザ・ビートルズのベスト・ソングを今まで以上に紹介する内容となっている。

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その他の関連ニュースとして、今月初め、ジョン・レノンが書き、歌い、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターが練り上げ、40年以上経ってポールとリンゴが完成させた最後のシングル「Now and Then」が全英チャート1位を獲得し、同時に様々な記録を打ち立てている。

1969年の「The Ballad of John and Yoko」以来、54年振りの全英シングル・チャート1位となり、今までケイト・ブッシュが保有していた44年振りの1位という記録を更新。また、1963年に「From Me to You」でザ・ビートルズが初めて同チャートで1位を獲得してから60年6か月となり、最初と最新のチャート1位の期間が最も長いアーティストとなった(今までの記録はエルヴィス・プレスリーの47年6か月)。

さらに、今回で18曲目の全英シングル1位となり、UKアーティストとして史上最多数の自身の記録を更新した(全アーティストの枠では2位。1位は21曲のエルヴィス・プレスリー)。

このニュースを聞いたポール・マッカートニーは、次のような声明を発表している。

「頭が真っ白になった。びっくりしたよ。そしてとても感動的な瞬間でもある。最高の気分だ」

両コレクションは、ストリーミングでのデジタル配信、2CD、180g重量盤の3LPブラック・ヴァイナルに加え、ビートルズ・ストア限定盤として、3LPのカラー・ヴァイナル(赤盤はレッド/青盤はブルー)、スリップケース入り4CD、スリップケース入り180g重量盤6LPブラック・ヴァイナル、スリップケース入り6LP レッド+ブルー・ヴァイナルで発売中。

Written By Will Schube


『ザ・ビートルズ 1962年~1966年』(赤盤) 2023エディション
予約はこちら
全曲ミックス音源。追加トラック12曲


『ザ・ビートルズ 1967年~1970年』(青盤) 2023エディション
予約はこちら
全曲ミックス音源。追加トラック「ナウ・アンド・ゼン」を含む9曲



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