テイラー・スウィフト、2012年の再録盤『Red (Taylor’s Version) 』を11月に発売することを発表
テイラー・スウィフト(Taylor Swift)は、自身のツイッター上に失恋について記した長文のメモを公開し、2012年に発表した4作目のスタジオ・アルバムの再録盤『Red (Taylor’s Version) 』を2021年11月19日にリリースすることを発表した。
「自分の未来を想像することは、常に過去への回り道をすることなのかもしれません。私が言いたいことは、次にリリースするアルバムは、私のヴァージョンの“Red”だということです。このアルバムは11月19日に発売予定です」
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The next album that I’ll be releasing is my version of Red, which will be out on November 19. This will be the first time you hear all 30 songs that were meant to go on Red. And hey, one of them is even ten minutes long🧣 https://t.co/FOBLS5aHpS pic.twitter.com/6zWa64Owgp
— Taylor Swift (@taylorswift13) June 18, 2021
オリジナルの通常盤には16曲(「We Are Never Ever Getting Back Together」「22」「I Knew You Were Trouble」などのシングル曲など)、デラックス盤には22曲が収録されていたアルバム『Red』。再録盤『Red (Taylor’s Version) 』には、ここに新曲を追加収録して全30曲となり、そのうちの1曲は10分あると本人は記している。
「“Red”は、音楽的にも歌詞的にも、失恋した人に似ています。あちこちに散らばった断片的なモザイク状の感情が、最後にはなんとかひとつにまとまるんです。幸せ、自由、混乱、孤独、絶望感、陶酔、狂気、そして過去の記憶に苛まれている感情」
自身の過去6作の所有権を取り戻すための第一弾として今年4月に発売し、全米アルバム・チャートで初登場1位を獲得した『Fearless (Taylor’s Version) 』に続く再録アルバム『Red (Taylor’s Version) 』のリリースを発表したテイラー・スウィフトは、今月初めにNMPA(全米音楽出版社協会)の“ソングライター・アイコン賞”を受賞している。オンラインで開催された授賞式で、NMPAのCEO兼社長であるデヴィッド・イズラライトからこの栄誉を授与された彼女は、受賞スピーチの中でスタジオや中学時代の共作者たちにこう感謝の言葉を述べている。
「この場を借りて、作曲の技術を教えてくれた私の恩師とも言える人たちに感謝をお伝えしたいです。まず、私が中学2年か3年の頃にナッシュビルで一緒に曲作りをしていた仲間たちに。あれは本当にすごい経験でした。ミュージック・ロウ(ナッシュビルにあるミュージック産業の本拠地)の最高のライターたちから学ぶことができたのは本当に幸運でした」
Written By Will Schube
2021年4月9日発売(日本盤CDは4月30日)
日本盤CDデラックス / iTunes / Apple Music / Amazon Music
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