テイラー・スウィフト新作『folklore』が24時間で130万枚を売上。ストリーミングでも様々記録を更新
テイラー・スウィフト(Taylor Swift)が2020年7月24日13時にサプライズで発売した最新アルバム『folklore』が発売24時間で全世界で130万枚相当以上のセールスを記録したとRepublic Recordsが報じている。
『folklore』はSpotifyでは8,060万回再生され、女性アーティストの初日のアルバムストリーミング記録を更新し、テイラーの全楽曲は7月24日の1日だけで9,787万再生を記録して今年一日で最も再生されたアーティストとなった。また、Apple Musicでリリース初日に最もストリーミングされたポップ・アルバムとなり、3,547万回のストリーミングを記録、アメリカは日本を含む全世界80か国のiTunesで1位を獲得している。
また、リードシングルの「cardigan」は、Spotifyのグローバルチャートにて初日で770万再生を獲得し、トラヴィス・スコットが2019年10月4日に「Highest in the Room」で記録した800万回以来の記録となっている。
日本では、UNIVERSAL MUSIC STOREにて、アルバム輸入盤のCD、アナログのそれぞれ8種類+カセットが先行販売開始。そのなかでも「Collector CD」「Vinyl editions」の限定盤それぞれ7種類は、7月31日12:59で販売終了となる(リンクはこちら)。
<関連記事>
・2019年発売の前作アルバムレビュー:テイラー・スウィフト『Lover』
・テイラー・スウィフト「The Man」のMVで男性に変身
・テイラー・スウィフト『ミス・アメリカーナ』解説:行動する勇気の記録
ソーシャルメディアでは、テイラーは今回のアルバムのビジョンについてこう語っている。
「それはイメージから始まりました。私の頭の中に浮かんできて、私の好奇心をくすぐるビジュアル。傷跡の周りに描かれた星。20年経った今でも喪失の香りが漂うカーディガン。海にどんどんと沈んでいく戦艦。子供の頃に森の木にあったブランコ」
また、テイラーは、執筆の過程で頭の中のイメージが「顔や名前を成長させ、キャラクターとなりました。私は自分自身の物語を書くだけでなく、会ったことのない人や、知っている人、知りたくないと思っていた人の視点を書いたり、形成したりしていることに気がつきました」ともつづっている。
『folklore』は、ユニバーサル ミュージック グループとの契約のもと初めて発売された7枚目のスタジオアルバム『Lover』が2019年8月23日にリリースされてから1年ただずに発売された。『Lover』は全米レコード協会によってプラチナム認定され、2週間足らずでアメリカで100万枚相当の売り上げ越え、2019年の最も売れたアルバムとなっている。
テイラー・スウィフト『folklore』
2020年7月24日発売
CD / iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music
- テイラー・スウィフト アーティストページ
- テイラー・スウィフト『ミス・アメリカーナ』解説:表情を殺していた女性の成長
- テイラー・スウィフト『Lover』発売記念来日ファンイベントでの質問全文
- テイラー・スウィフト 新作『Lover』から新曲「You Need To Calm Down」配信開始
- テイラー・スウィフト:過去インタビュー発言と新作『Lover』【今泉圭姫子連載】
- テイラーの20曲:ポップ界を制圧するスーパースター
- ライオット・ガールズ:世界を変えた女性ミュージシャンたち
- 世界を席巻するポップ界の女性版神童たち
- テイラー・スウィフト 関連記事