テイラー・スウィフト『1989 (Taylor’s Version)』が全米1位に返り咲き。首位獲得週が歴代2位タイに

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12月 28, 2023

ItoMasaki

Taylor Swift - Photo: Buda Mendes/TAS23/Getty Images for TAS Rights Management

テイラー・スウィフト（Taylor Swift）が、最新アルバム『1989 (Taylor’s Version)』で全米アルバム・チャート（Billboard 200）1位に返り咲き、通算67週目の首位を獲得した。これにより、エルヴィス・プレスリーと並び、同チャートにおける首位獲得週数の歴代2位タイとなった。歴代1位はザ・ビートルズが記録した通算132週。

また、最新チャートには、3位の『Midnights』、7位の『Lover』と、テイラーの3タイトルがTOP10入りしている。

また、今月初めテイラー・スウィフトは米TIME雑誌の“パーソン・オブ・ザ・イヤー（Person of the Year）”に選ばれた。今年の選出理由に関する序文で、ライターのサム・ラムスキーは次のように説明している。

「伝統として、“パーソン・オブ・ザ・イヤー”は、歴史上の偉人論、つまり個人には社会を変革する力があるという信念から生まれている。長年にわたって選ばれてきた人物は、一定のパターンに従う傾向がある。概して、伝統的な権力領域の統治者、彼は、そう、大抵は“彼”であり、政治家や産業界の大物であることが非常に多い。過去には14人のアメリカ合衆国大統領、5人のロシアまたはソビエト連邦の指導者、そして3人のローマ法王が選ばれている。そして、2023年を通してその並外れた影響力が明らかになった人物は、これらの役割に就いておらず、それに類似する役割にも就いていない。どの年にも光と闇がある。2023年は、闇のシェアが大きい年だった。あまりにも多くの組織が破綻し分断された世界で、テイラー・スウィフトは国境を越え、光の源となる方法を見つけた。これほど多くの人々を感動させることができる人物は、今の地球上には他にいない。これほどの偉業を達成したことを、私たちはしばしば惑星や運命の配置のおかげだと考えがちだが、星を信用しすぎることは、彼女の技能やパワーを無視することになる」

Written By Will Schube