テイラー・スウィフトが新型コロナで打撃を受けている地元ナッシュビルの小さなレコード店を援助

Published on

新型コロナウイルスの感染拡大により、大きな打撃を受けている多くのビジネスの一つが、地域に根ざした地方のレコード店で、実際に閉店や撤退を強いられている。音楽愛好家としても知られるナッシュビル出身のテイラー・スウィフトは、彼女の地元ナッシュビルで愛されているレコード店“Grimey’s New & Preloved Music”を支援するために立ち上がった。同店の従業員の多くが現在自宅での生活を余儀なくされている中、テイラー・スウィフトは彼ら一人一人の3ヶ月分の医療費に相当する資金を寄付したことが、ローリング・ストーン誌の取材によって明らかになっている。

同店のオーナーであるドイル・デイヴィスは、ローリング・ストーン誌にこう語った。

「新型コロナウイルスの感染拡大の中で、テイラー・スウィフトが彼女の広報を通して、この店の救済支援を申し出てくれたことには大変驚きましたし、びっくり仰天とでも言うべき出来事でした。彼女が私たちの店のことを知ってくれていることさえ知らなかったのですが、先日、ナッシュヴィルとテネシー州中部を竜巻が襲った時にも彼女は援助をしてくれてましたし、今も彼女の故郷の人々に愛されているこの小さなお店を救おうとしてくれています。テイラーは寛大にも、この店の従業員全員の3ヶ月分の団体健康保険プランを補填できるだけの資金を直接寄付してくれました。私たちにとって大変ありがたいことですし、これによって家賃や卸業者などへ支払いを行うための米国中小企業庁ローンを申請することができ、心の平穏を保つことができます。テイラー・スウィフトの援助はこの事態を乗り切るための大きな力となっています」

今回のテイラー・スウィフトによるGrimey’s New & Preloved Musicへの支援は、現在世界的な広がりをみせる新型コロナウィルスがもたらした危機的状況下において、地域に根ざしたレコード店を支援するための“Love Record Stores”キャンペーンの一環として行われたものだ。イギリスから始まった同キャンペーンは、ポール・ウェラーピーター・ガブリエルなどの大物アーティストたちによって支持されている。

Grimey’s New & Preloved Music以外にも、テイラー・スウィフトは、隔離期間中に経済的に困窮するファンに対し、個人的な寄付をしてきた。彼女はFeeding Americaと世界保健機関(WHO)にも寄付を行いつつ、これらのチャリティ団体への支援をファンに呼びかけている。

Written By Laura Stavropoulos




Share this story

Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
モバイルバージョンを終了