テイラー・スウィフトやジェニファー・ハドソンらが出演する映画版『キャッツ』のメイキング映像と予告編が公開

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ユニバーサル・ピクチャーズは、テイラー・スウィフトらが出演するアンドリュー・ロイド・ウェバーによる名作舞台ミュージカル『キャッツ』映画版のメイキング映像を初めて公開した。

この映像では、テイラー・スウィフトをはじめ、ジェニファー・ハドソン、ジェームズ・コーデン、ジェイソン・デルーロ、レベル・ウィルソン、フランチェスカ・ヘイワード、ジュディ・デンチ、そしてイドリス・エルバら豪華出演キャストが、監督のトム・フーパーと共に映画の撮影に向けたダンス・リハーサルに励む様子をご覧いただける。

 

「私にとって人生初のパフォーマンスは、故郷ペンシルベニア過ごした幼い頃でした。あの頃の私は、演じるように歌うのが大好きで、ライヴの時にはいつも物語的な要素を取り入れていました」とテイラー・スウィフトはこの映像の中で当時を振り返る。

出演者のひとりであるジュディ・デンチは、1981年にロンドンで初演されたミュージカル版『キャッツ』でグリザベラ役にキャスティングされていたが、アキレス腱を切ってしまったために降板していた。「私と“キャッツ”の歴史はあれで終わりだと思っていましたが、そうではなかったみたい」と語っている。

映画『ドリームガールズ』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したジェニファー・ハドソンは、既にミュージカル映画で求められる演技については熟知しており、「すぐにプレッシャーになりました」と、この映画への出演が決まったことを知った直後の心境を語った。

同じくミュージカル映画のベテランであるジェームズ・コーデンは、映画「レ・ミゼラブル」でミュージカル作品の映画化の手腕を高く評価された監督のトム・フーパーについて絶賛している。

「この映画の監督は絶対にトム・フーパーにしか務まらないと思っています。彼は“キャッツ”という作品の壮観を理解しているんです」とジェームズ・コーデンは語る。そして、監督のトム・フーパーは、この作品の裏側にあるメッセージについてこう明かす。「この素晴らしく愉快で、コメディとファンタジーが詰まったミュージカルの中核を成しているのは、今まさに現代社会が必要としている内包(inclusion)と贖罪の大切さなんです」。そして豪華な出演キャストについては「映画版“キャッツ”での仕事は、世界最高峰のアスリート・チームを監督するみたいな気分です」と語った。

ジェニファー・ハドソンが「この映画は一種の事件です」と語る通り、今回公開されたメイキング映像によって、その壮大な舞台セットと、振り付けや歌の習得に膨大な時間を費やす豪華キャストたちの様子が初めて明かされた。

今年のクリスマス時期に劇場公開が見込まれている映画『キャッツ』の予告編映像は今週7月19日(金)に公開予定だ。

【Update 7/26】

公開された予告編には、ジェニファー・ハドソンが落ちぶれた娼婦猫のグリザベラに、テイラー・スウィフトがセクシーな赤いメス猫のボンバルリーナを、ジェームス・コーディンが太っちょ猫のバストファー・ジョーンズを演じている。

またこの映画版には、エグゼクティブ・プロデューサーとして、アンドリュー・ロイド=ウェバー、スティーヴン・スピルバーグ、アンジェラ・モリソン、ジョー・バーンがクレジットされている。

映画の公開は米Variety誌によると2019年12月20日が予定されている。

Written By Laura Stavropoulos


テイラー・スウィフト『Lover』
2019年8月23日発売
CD&限定版 / iTunes




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