テイラー・ホーキンスのトリビュート・コンサートに豪華アーティストが出演決定
現地時間2022年9月3日に英ロンドンのウェンブリー・スタジアムと9月27日に米ロサンゼルスのキア・フォーラムで開催予定のフー・ファイターズのドラマー、テイラー・ホーキンスの人生、音楽、愛を讃えるトリビュート・コンサート<THE TAYLOR HAWKINS TRIBUTE CONCERTS>の出演アーティスト第一弾が発表された。
<関連記事>
・フー・ファイターズを支えたドラマー、テイラー・ホーキンスが50歳で逝去
・デイヴ・グロールの音楽人生
出演者一覧
同コンサートへの出演が決定したのは以下の通り
アラニス・モリセット
マイリー・サイラス
リアム・ギャラガー
ジョーン・ジェット
マーク・ロンソン
クイーン:ブライアン・メイとロジャー・テイラー
元ポリス:スチュワート・コープランド
ザ・ダークネス:ドラマーのルーファス・テイラー
ラッシュ:ゲディー・リーとアレックス・ライフソン
KISS:ジーン・シモンズ
プリテンダーズ:クリッシー・ハインド
ザ・ストラッツ:ルーク・スピラー
モトリー・クルー:ニッキー・シックス
クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ:ジョシュア・ホーミ
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン:ブラッド・ウィルク
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ:チャド・スミス
ジェーンズ・アディクション:クリス・チェイニー
ウィーザー:パット・ウィルソン
ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン
オマー・ハキム
スーパーグラス
元マーズ・ヴォルタのジョン・セオドア
デイヴ・シャペル(ロンドン公演に特別出演)
Chevy Metal(テイラー・ホーキンスが率いたカヴァー・バンド)
この豪華アーティストたちは、テイラーが愛し、作り上げた曲を、フー・ファイターズのメンバーであるデイヴ・グロール、ネイト・メンデル、クリス・シフレット、パット・スミア、ラミ・ジャフェと共に、演奏する予定だ。
また、同コンサートからの収益は、テイラー・ホーキンスの家族が選んだイギリスとアメリカの慈善団体にそれぞれ寄付されることになっており、寄付先や詳細については近日中に発表される。
1972年にテキサス州フォートワースに生まれたテイラー・ホーキンスは、幼少期に南カリフォルニアへと移り住み、クイーンのロジャー・テイラー、フィル・コリンズ、ラッシュのニール・パート、スージー・アンド・ザ・バンシーズのバッジーといったドラマーに憧れながら青年時代を送った。
シャシュ・ジョーダンのバンドやアラニス・モリセットの“Jagged Little Pill Tour”ツアーバンドなどでドラマーとしてのキャリアを積み上げた彼は、1997年にフー・ファイターズに加入し、1999年のサード・アルバム『There Is Nothing to Lose』に初めて参加。
以降20年にわたり、2011年の『Wasting Light』、2017年の『Concrete and Gold』、そして2021年の最新作『Medicine at Midnight』を含む計8作のスタジオ・アルバムをバンドと共にレコーディングすることになる。 また、今年2月に公開された彼らのコメディ・ホラー映画『Studio 666』にもバンドメンバーと共に出演している。
Written By Will Schube
- ニルヴァーナの「Smells Like Teen Spirit」が自身初、Spotifyで10億再生を突破
- 27歳で亡くなってから27年、カート・コバーンが残したもの
- デイヴ・グロールの音楽人生
- グランジ・ミュージックの勃興の歴史とその影響
- 史上最高のギター・ソロ100選