スウェディッシュ・ハウス・マフィアとIKEAがコラボ:音楽をテーマにした家具コレクションを発売

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OBEGRÄNSAD Collection - Photo: Courtesy of Biz 3 Publicity

スウェーデン出身の世界的グループ、スウェディッシュ・ハウス・マフィア(Swedish House Mafia)と世界最大の家具メーカーのIKEA(イケア)が、今年9月、自宅で音楽を制作・演奏したり、快適な環境で聴くためにデザインされた、新たなコラボ家具コレクションを発売することを発表した。

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スウェーデン語で「無限」を意味する言葉から名付けられた「OBEGRÄNSAD」コレクションは、先日ミラノで開催された“IKEAフェスティバル”にて初披露され、ターゲット層である“予算は限られているが、創造力は無限大の人たち”からヒントを得ているという。スウェディッシュ・ハウス・マフィアとIKEAは、このコレクションを通じて、家庭での音楽制作を民主化し、多くの人が情熱と創造力を発揮できるようにすることを目指している。

2022年の<ミラノデザインウィーク>で開催された“IKEAフェスティバル”では、同コレクションからの主力アイテムとなるデスク、アームチェア、レコードプレーヤーの3つ製品が公開された。音楽プロデューサー、DJ、ミュージシャンを問わず、家庭で機材をセットアップするためだけでなく、単純にリラックスして音楽を聴くためのソリューションも提供する多用途性に優れた「OBEGRÄNSAD」コレクションについて、スウェディッシュ・ハウス・マフィアはこう述べている。

「このデザインは、音楽を創ること、演奏すること、楽しむこと、そして雰囲気づくりをサポートします」

“OBEGRÄNSAD”のデスクは、これからの音楽クリエイターのためのコア・ソリューションとなる。自宅でプロ品質の音楽を作るというトレンドに応え、手頃な価格で理想のホームスタジオを実現するために欠かせないこのデスクについて、IKEAのインハウス・デザイナー、Friso Wiersmaはこう説明する。

「“音楽はサウンドがすべて”という考えのもと、デスクにスピーカー・スタンドを2本追加し、スピーカーを耳の高さまで近づけられるようにしました。また、デスクトップの下に引き出し式の棚を設けたことにより、デスクトップ上のスペースを最大限に活用しながら、MIDIキーボードなどに簡単に手が届くようになります」

“OBEGRÄNSAD”のアームチェアは、同コレクションの要となるフォルムと機能のバランスを表現した製品だ。ミニマルなデザインは素朴な上品さを生み出し、調節可能なストラップは機能性を高め、快適さを微調整することを可能にする。自宅で音楽を楽しむためのリラックスした環境づくりをサポートするこのアームチェアについて、IKEAのクリエイティヴ・リーダー、James Futcherはこう説明している。

「アームチェアは、くつろいだり、内省したり、クリエイティヴな思考に没頭するための場所です。OBEGRÄNSADのアームチェアは、快適であることの大切さを表現しています」

<ミラノデザインウィーク>で公開された新製品の中でも最も意外だったのは、OBEGRÄNSADのレコード・プレーヤーだ。この製品は、アナログ・レコードを聴く、という時代を超えた喜びを讃えるもので、光沢のあるミニマルなスタイルで、IKEAのスピーカー“ENEBY”と美しく調和する。

Written By Will Schube




スウェディッシュ・ハウス・マフィア『Paradise Again』

2022年4月15日発売
iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music YouTube Music


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