スティーヴ・ペリー、24年ぶり新作『Traces』から2曲目の映像公開
ジャーニーのメンバー、そしてソロ・アーティストとして数々の大ヒット曲を世に送り出した、孤高のロック・ヴォーカリスト/ソングライターのスティーヴ・ペリー。10月5日に全世界同時発売となる、24年ぶりのニュー・アルバム『Traces』から、先日公開された「No Erasin’」に続く楽曲「No More Cryin’」のミュージック・ビデオが公開された。
「No More Cryin’」は、セミソニックの元メンバーで、アデルとの仕事で知られるダン・ウィルソンと共作された曲で、ブッカー・T.ジョーンズのハモンド・オルガンをフィーチャーしたソウルフルなロッカ・バラード。この曲についてペリーはこうコメントしている。
「多くを語ることはとても辛い。たったひとつ言えるのは、僕の引きこもりや過去のことを含んでいながらも、最後にはラヴ・ソングになっているっていうことかな。レコーディングの最後の最後で、(共同プロデューサーの)トム・フラワーズが僕のコンピューター・ドライヴの中でこの曲を見つけ、完成させるよう背中を押してくれたんだ。今となっては僕のお気に入りの一つだよ」
90年代半ば以降、音楽シーンから身を引いたペリーだが、当時の自身の孤独な気持ちをラヴ・ソングに昇華させた歌詞と、切なくも力強いサウンドが胸を打つナンバーとなっている。
8月15日のアルバム発売のアナウンスとともに公開された「No Erasin’」のミュージック・ビデオは、YouTubeだけで230万回以上再生されており、世界中のロック・ファンがペリーの帰還に対して歓喜の声を上げている。アルバム『Traces』の国内盤はボーナス・トラックが2曲収録される。iTunes Storeではアルバムの予約受付中で、予約すると「No Erasin’」と「No More Cryin’」が先行でダウンロードできる。
スティーヴ・ペリー 『Traces』
発売日:2018年10月5日(金)