ダフト・パンクのトーマらによるハウス・ユニット、スターダストの「Music Sounds Better With You」が初のデジタル配信開始
ダフト・パンクのトーマ・バンガルテル、プロデューサー/DJのアラン・ブラックス、シンガーのベンジャミン・ダイアモンドによるユニット、スターダスト(Stardust)が、1998年7月20日にトーマが運営していたフレンチハウスのレーベルRouléより発売し人気となった「Music Sounds Better With You」。チャカ・カーンの「Fate」をサンプリングしたこの楽曲が2019年6月28日より初めてデジタル配信され、12インチシングルの再発版も同時発売された。
トーマとアラン出会いは、1990年代半ばにとあるホームパーティーだった。丁度そのころパリではエレクトロシーンがにわかに盛り上がりつつある頃で「ヒットさせようとしたわけではなかったんだ。そもそも、リリースする予定もなかったくらいなんだ」と、当時を知る関係者は語る。1998年当時に、スターダストのもとにはアルバムを出さないかという3億円規模のオファーがあったが実現には至らなかった。「Music Sounds Better With You」はフランスだけではなく、全英シングルチャートで2位、米BillboardのHot Dance Music/Club Playでは2週連続で1位を獲得したがユニットはこの曲を残しただけで解散している。
【Update 7/11】
現在レーベル、Caroline International Japanのツイッターアカウントではトートバッグがあたるキャンペーンも実施中です。
https://twitter.com/carolineINTLJP/status/1147053793260871681
スターダスト「Music Sounds Better With You」
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