スリップノットのオリジナルメンバー、ジョーイ・ジョーディソンが放つ新バンドVIMIC
グラミー受賞歴のあるスリップノット創立メンバーの一人、ヘヴィー・ミュージック界の著名人ジョーイ・ジョーディソンによって結成された高評価のヘヴィー・ロック・バンドVIMICが、ユニバーサル・ミュージック・エンタープライズ (UMe) とUMeのレーベル・パートナーでベテランのロック・マネージャー、アンディ・グールドによるT-ボーイ・レコードと全世界契約を結ぶことに同意した。
バンドのフル・アルバム・デビュー作『Open Your Omen』は2018年初頭にT-ボーイ/UMeよりリリースされることが予定されている。メガデスの伝説ギタリスト、デイヴ・ムステインからミキシング、マスタリングのアシスタントを受け、ジョーイ・ジョーディソンとケイトー・カンドゥワラ(マイ・ケミカル・ロマンス、プリティー・レックレス) がプロデュースしたアルバムは、彼の人生の中で最も難しい課題に直面しながらも今日までのジョーイ・ジョーディソンの輝かしいキャリアの中で最も大きな勝利を示唆する一枚である。
2012年、しばし永久的な神経疾患となる急性横断性脊髄炎と診断されたジョーイ・ジョーディソンは当時、スリップノットのドラマーであった。3ヶ月の入院を経て、完全な回復を果たすためだけでなく、彼の演奏の熟練度を高めるべく、集中的な身体のリハビリテーションとトレーニングを受けた。この闘いを切り抜け、ジョーイ・ジョーディソンは一連のフェスティバルに登場するためにステージに復帰したが、スリップノットとは別々の道をいくことになった。
親しい友人や家族によるサポートを受け、新しい強みを見つけながら、ジョーイ・ジョーディソンは彼が一番得意とする場所へ戻ることを決めた。彼の新しいバンドVIMICは、ジョーイ・ジョーディソン (ドラム)、カレン・チェイス (ボーカル)、ジェド・サイモン (ギター)、カイル・コンキエル (ベース)、マット・タラチ (キーボード)、スティーブ・マーシャル (ギター) といったメンバーで構成されている。
2017.Tボーイ/UMeレーベル・メイトであり、メガデスのオリジナル・メンバー、デイヴ・ムステインはバンドと共に『Open Your Omen』のアルバム制作に協力、彼のマルチ・プラチナムを生み出す耳と専門知識を活かし、アルバムのミキシングとマスタリング作業を手伝い、2017年10月23日にリリースされたアルバムのリード・シングル『Fail Me (My Temple)』においては激しいギター演奏でも貢献した。
ジョーイ・ジョーディソンとデイヴ・ムステインは両者とも、10月24日の夜にロサンゼルスで開催されるラウドワイヤー・ミュージック・アワードに参加する。ジョーイ・ジョーディソンはその夜のトップ賞のうちのひとつを渡す役でもある。VIMICは11月よりヘッドライナーを務めるヨーロッパ・ツアー開始前、10月29日、チリのサンチャゴからスタートするメガデスの南米ツアーにもいくつかサポートとして参加する予定。
「今回のアルバムは号泣ものさ!」とデイヴ・ムステインは言う。「ジョーイ・ジョーディソンとVIMICは信じられないほど素晴らしい! ハイオクなドラミングとヘヴィでメロディックな曲の彼らは見逃してはいけない、要チェックなバンドだよ! 彼らの曲 “Fail Me (My Temple)” でソロを弾くほど彼らのことはかなり評価しているんだ。そこから、メガデスがビッグな人気を誇る南米のツアーに彼らを連れて行くことを決めたんだ」
「”Open Your Omen” のリフ、リリック、ドラムからは多くのことを語っている」とジョーイ・ジョーディソンはコメントする。「このレコードは、ちょうど僕が急性横断性脊髄炎の状況から抜けられたときに始めたんだ。まさに僕を救い、これまでよりも僕が健康でいられる場所に連れ戻してくれた一枚となった。バンドのメンバーとこのアルバムが、歩き方を学び直すだけでなく、ドラムの演奏について再び学ぶことを教えてくれた。”Open Your Omen” は僕の残りの人生の再生とも言えるよ」
VIMICのヨーロッパツアー日程はこちら:
11月15日 ロンドン (イギリス) – 100 Club
11月18日 パリ (フランス) – Le Petit Bain
11月19日 ハールレム (オランダ) – Patronaat
11月21日 ケルン (ドイツ) – Jungle Club
11月23日 ハンブルグ (ドイツ) – Headcrash
Written by Tim Peacock