ロンドンで5月開催のジェフ・ベックの追悼コンサートにロン・ウッドとジョー・ペリーが追加出演決定
現地時間2023年5月22日と23日に英ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催されるエリック・クラプトン企画による故ジェフ・ベック（Jeff Beck）の追悼コンサートに、新たにザ・ローリング・ストーンズのロン・ウッドとエアロスミスのジョー・ペリーが出演することが発表された。
既に発表されていた同コンサートの出演者は以下の通り。
ロッド・スチュワート
ビリー・ギボンズ
ゲイリー・クラーク・ジュニア
デレク・トラックス
イメルダ・メイ
ジョン・マクラフリン
ジョス・ストーン
ドイル・ブラムホール
ロバート・ランドルフ
ジョニー・デップ
他には、ベックの近年バンド・メンバーだった、アニカ・ニルス、ロンダ・スミス、ロバート・スティーヴンソンらが参加する。
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追悼コンサートの内容と追悼の言葉
今年1月10日に78歳で急逝したジェフ・ベックの功績を讃えるこの2日間のコンサートのチケットは既に完売しており、各公演からの収益は、生前のジェフ・ベックが力を注いでいた環境問題への取り組みを反映し、英ケント州のフォリー・ワイルドライフ・レスキューに寄付される予定だ。
今年1月、盟友ジェフ・ベックの訃報を受けて、ロン・ウッドは、次のように追悼を捧げていた。
「ジェフが逝ってしまって、私の兄弟の一人がこの世を去ったような思いです。彼のことが心から恋しくなるでしょう。サンドラ、彼のご家族、そして彼を愛したすべての方々に心からお悔やみを申し上げます。ジェフ・ベック・グループで共にアメリカ制覇を成し遂げた初期の頃に、彼に感謝しています。音楽的に、僕らはすべてのルールを破り、なんて素晴らしい、画期的なロックンロールをやってきたことだろう！彼の功績を讃えつつ、この素晴らしいトラック“Plynth”を聴いてください。ジェフ、僕はずっと君のことを愛しているよ。神のご加護を」
ジョー・ペリーも自身のSNSでジェフ・ベックへの思いをこう綴っていた。
「ジェフ・ベックはギター界のサルバドール・ダリだった。彼の演奏は、究極の[6弦]錬金術師が独自の世界で魔法を創り出すのを聴いているようでした。彼を失ったことで、世界はより悲しい寂しい場所になってしまいます」
Written By Paul Sexton
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