ローリング・ストーンズ、新作発売を記念し少人数のクラブでライブを実施。ガガがゲストに登場
ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)が新作アルバム『Hackney Diamonds』のリリース前夜となる2023年10月19日にて少人数のサプライズ・ライヴを披露した。
バンドはニューヨークのウェストサイドのクラブ「Racket NYC」にて、アルバムからの新曲と名曲を組み合わせた約40分を演奏を披露し、会場はアルバム収録曲の初パフォーマンスを観ようとする友人やセレブリティで埋め尽くされた。
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観客の中には、先月ロンドンでバンドとライブストリーミング発表を行ったジミー・ファロン、トレヴァー・ノア、ダニエル・クレイグ、メアリー・ケイト・オルセン、エルヴィス・コステロ、ダイアナ・クラール、クリス・ロック、テイラー・ヒル、レイチェル・ワイズ、クリスティー・ブリンクリー、エド・バーンズ、キーガン=マイケル・キー、ミンカ・ケリー、クリスティー・ターリントン、そしてアルバムのプロデューサーであるアンドリュー・ワットといった著名人たちがおり、バンドの出演前には、ザ・ルーツのアーミル・”クエストラブ”・トンプソンがDJセットをプレイしていた。
「For one night only, the Rolling Stones!」という紹介の後、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ロニー・ウッドが、サポートメンバーであるダリル・ジョーンズとスティーヴ・ジョーダンのリズム隊、キーボードのマット・クリフォードとバック・ヴォーカルのシャネル・ヘインズを従えてステージに登場した。
バンドは1978年に発売された『Some Girls』収録曲の「Shattered」で幕を開け、新曲の「Angry」と「Whole Wide World」に続いて、名曲の「Tumbling Dice」を挟み、アルバムではポール・マッカートニーが参加して「Bite My Head Off」を演奏。本編最後には代表曲の「Jumpin’ Jack Flash」を披露した。
アンコールにはレディー・ガガがゲストで登場し、アルバム収録曲で彼女がヴォーカルで参加した「Sweet Sounds of Heaven」を演奏。紫のスパンコール・ジャンプ・スーツに身を包んだ彼女はミック・ジャガーとのデュエットで、ゴスペル風味の新曲をステージで再現した。
『Hackney Diamonds』は、世界中のメディアから5つ星や4つ星の批評が相次ぎ、賞賛をもって迎えられている。主なレビューは以下の通り。
「ハックニー・ダイアモンズは最初から最後まで楽しさがつまっている」タイムズ
「少なくとも過去40年で最高のロックンロール・アルバム」デイリーテレグラフ
「キャリア後期の傑作」デイリー・メール
「ここ半世紀で これほど絶好調のサウンドはなかった」ローリング・ストーン
「70年代以来の最高傑作」インディペンデント誌
「全てが素晴らしい」アンカット
「これぞロックンロールだ」イブニング・スタンダード
「ハックニー・ダイアモンズは、ローリング・ストーンズの最もストーンズらしいアルバムだ」クラシック・ロック
「ロックのベテランがこれほど活気に満ちたサウンドを聴かせてくれたことはない」 i
「ローリング・ストーンズが再び輝いた」フィナンシャル・タイムズ
「このレコードは誰もが夢にも思わなかったほど期待した以上のものだ」ビッグイシュー
Written By Paul Sexton
最新アルバム
ザ・ローリング・ストーンズ『Hackney Diamonds』
2023年10月20日発売
① デジパック仕様CD
② ジュエルケース仕様CD
③ CD+Blu-ray Audio ボックス・セット
④ 直輸入仕様LP
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