ストーンズ最新ベスト『Honk』がバンド39作目の全英TOP10アルバムに
ザ・ローリング・ストーンズの最新ベスト・アルバム『Honk』がバンド39作目の全英TOP10アルバムとなった。長年愛されてきたバンドの名曲、ヒット曲全36曲を収録し、様々な形態で発売となった今作は、英国オフィシャル・チャート・カンパニーが発表した4月26日付の全英アルバム・チャートに8位で初登場した。
この記録より、バンドの全英TOP10アルバム維持期間はちょうど55年となる。1964年の同週にデビュー・アルバム『The Rolling Stones』が全英7位で初登場し、その後1位に上り詰めてからは、同年7月中旬まで、実に12週に渡って首位の座を守った。1965年2月には、2作目のアルバム『Rolling Stones No. 2』で再び首位を獲得し、計10週に渡って1位を記録した。最近の記録としては、バンド12作目の全英No.1アルバムで、最後に全英TOP10入りを果たした2016年のスタジオ・アルバム『Blue & Lonesome』がある。
アルバム『Honk』はリリース初週から多くの国のチャートで好調なスタートを切った。オフィシャル・チャート・カンパニーが別集計するスコットランドのチャートでは、2週目の1位となったBTSの『Map Of The Soul』に次ぐ2位で初登場し、ドイツとベルギー・フランドル地方のUltrapopチャートでは6位に、オランダでは12位にそれぞれランクインしている。
『Honk』デラックス盤のボーナス・ディスクにはバンドの最近のツアーから、フローレンス・ウェルチ、デイヴ・グロール、エド・シーラン、そしてブラッド・ペイズリーらをフィーチャーした未発表ライヴ音源10曲が収録されている。
最近のザ・ローリング・ストーンズ関連のニュースとしては、ロニー・ウッドが、ピカソからインスパイアされた『 Abstract Stones』を含む、バンドやツアー・ポスターを描いた5作の新作絵画を発表した。また、キース・リチャーズは1988年のソロ・デビュー・アルバム『Talk Is Cheap』30周年記念盤の発売時に、スティーヴ・ヴァン・ザントと対談を行った。
Written By Paul Sexton
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