ドイツEDM界の人気DJ、ロビン・シュルツがボブ・マーリーの「Sun Is Shining」をリミックス
グラミー賞にノミネートされた経験があるDJ兼プロデューサーのロビン・シュルツ(Robin Schulz)がボブ・マーリー(Bob Marley)の名曲「Sun Is Shining」をリミックスした音源が2020年7月17日に公開となった。
ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの1971年のアルバム『Soul Revolution』に収録された 「Sun Is Shining」は、マーリーの楽曲の中で高い評価を得ている曲の一つ。今回のリミックスではダウンテンポなオリジナル音源に、ベースラインとピアノコードが加わり、夏を意識したダンストラックに仕上がっている。
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ロビン・シュルツはこのリミックスについてこう語っている。
「このリミックスをやることに選ばれたことは本当に名誉なことです。ボブ・マーリーは真の伝説です。この壮大な曲に自分のサウンドを加える機会を得たことは、私のキャリアの中でも特別であり、ハイライトです。リリースされることを本当に楽しみにしています」
ロビン・シュルツは2014年にオランダのヒップホップアーティストMr.Probzの「Waves」をリミックスしてシーンに登場し、後にグラミー賞のBest Remixed Recordingにノミネートされている。その後、デビッド・ゲッタ、チート・コード、そして最近ではスウェーデンのシンガーソングライター、ウィノナ・オークとコラボレートした5月のシングル「Oxygen」をリリース。2015年から毎年DJ Magの「トップ100」リストにランクインしている。
ボブ・マーリーの関連ニュースでは、息子であるジギー・マーリーが7月19日にバーチャル・リアリティ会社のCeekと連動する生配信パフォーマンスを実施することが発表となっている。ボブ・マーリーの伝説的な曲11曲を親密な雰囲気の中で演奏し、その模様はYouTubeにてライブストリーミングされる。また、コンサート終了後には、Ceekのコンテンツ・ストリーミング・プラットフォームを利用した独占Q&Aも予定されている。また、Ceekのバーチャルリアリティ・プラットフォームでは、360VRの楽曲の中から厳選された楽曲を視聴することができる。
Written by Tim Peacock
ボブ・マーリー「Sun Is Shining feat. Robin Schulz」
2020年7月17日配信
iTunes / Apple Music / Spotify
ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ SHM-CD/紙ジャケット全11タイトル
2020年6月24日発売
【Amazon.co.jp】特典:メガジャケ(サイズ24㎝×24㎝)
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