リッチー・ブラックモア、ディープ・パープルの後継者スティーヴ・モーズについて語る

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リッチー・ブラックモアが自身のYouTubeチャンネルに新たな短いインタヴューをアップし、ディープ・パープルで後継者となったスティーヴ・モーズや、1990年代の一時期にディープ・パープルで活動していたジョー・サトリアーニについて語った。

「ジョー・サトリアーニは見事なプレイヤーだけど、音を模索しているところを見たことはないんだ」とリッチー・ブラックモアは動画で語っている。

「彼が間違った音符を弾いているのを聴いたことがない。ジミ・ヘンドリックスは昔よく間違った音符を弾いていたよね、“あの音は一体どこにあるんだ?”っていつも音を探していてんだ…そして彼が正しい音を見つけた時、それはもうすごいものだったよ」

「でもいつも正しい音符を弾いてたとしても、何かが違うんだよね。音を見つけようとしていなかったり、何かに手を伸ばそうとしていないとね。だからジミは間違いなく彼は素晴らしいプレイヤーだよ。スティーヴ・モーズも同じで、本当に見事なプレイヤーだ」

「(ディープ・パープルが)続けていくためのギター・プレイヤーを見つけることができて嬉しかったよ。ディープ・パープルは自分にとっては足かせのようで、一生このバンドに縛られるかもと思っていたからね。でも幸運にも“ある人を見つけた”という話になって。“やった、抜けられる!”と思った。あまり多くは聴いていないけど、ジョー・サトリアーニとスティーヴ・モーズは素晴らしいプレイヤーなのは間違いないよ。スティーヴ・モーズがディキシー・ドレッグスで演奏していた頃を覚えているよ、本当にかっこよかった」。

「心で弾く人もいれば、頭で弾く人もいる。俺は心で弾くプレイヤーの方が好みだけど。ジェフ・ヒーリーは好きだね、本当に圧倒的だ。すごくテクニカルにフィンガーボードを行ったり来たりする人を聴くと、数分は聴いていられるけど、すぐに飽きてフットボールをやることとか、他のことを考えてしまうんだ。でも何かに向かって手を伸ばしている人の演奏を聴くのは好きだよ」。

さらにテクニック、リュートやクルムホルンなど明らかにロックではない楽器の愛好、そしてクラシカル・ギタリストのジョン・ウィリアムスへの称賛などを語った。

リッチー・ブラックモアと彼のバンドであるレインボーは先日、先行シングルの「Waiting For A Sign」を収録したニュー・ライヴ・アルバム『Memories In Rock II』をリリースしたばかりだ。

Written by Paul Sexton


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